第14x Ψ燃!皆でカラオケ.2 ページ16
ドリンクバーへ2人で行くと先客が居たので並んで待っていた。
女の子「ともくん何飲む?」
男の子「俺コーラで良いよ。」
女の子「はい、どーぞ。」
男の子「ん、ありがとう。」
目の前にはカップルらしい大学生が居て、ちょっぴり気まずくなる。
『カップル?かな?くーちゃん。』
楠『そうだな。』
『良いね、青春してるよ。the青春だね。』
楠『そうだな。』
うん、くーちゃんも焦ってる★
"そうだな。"しか返ってこないのは完っ全に焦ってるよね。内心オロオロしてるよね。
外見に出さないだけで。
しばらくしてカップルが去って行ったのを見計らって、私とくーちゃんは同時に息をプハァッと吐いた。
「リア充かー。最近よく見るよなー。」
楠『全く興味がわかないな。』
「またまたぁー。結構羨ましかったりして。」
楠『愛や恋などは論理的ではない。』
「ちょっとくーちゃんのキャラが『ガリレオ』の福○雅治みたいになってきてる気が。」
ちぇーっ、と呟いて、コップにカルピスを注ぐと隣から『だが、』と堅苦しい声が聞こえてきて視線だけをそっちに向ける。
楠『最近はそんなのも悪くはないと思う。』
「え、」
楠『難しい事は言えないが、僕的に最近そう思い始めたんだ。』
「あらまー、くーちゃんにもそんな時期が来たのねー。」
楠『母さんか。』
「でも、何らかの理由はあるっしょ?誰かに惹かれたー、とか。」
楠『惹かれた、か。』
くーちゃんはちょっと考える素振りを見せて、私をちらりと見た。
楠『その原因はうるさいものだな。』
「え、何そのうるさいものって。」
楠『自分の胸に聞いて見ろ。』
「自分の胸は何も知らない!私の胸に罪はなあぁああぁああぁああぁあい!!」
楠『うるさい貧乳。』
「1日で2回も貧乳ネタ入れられたの人生初だから意外にツラい。」
ボックスにサッサと歩き始めたくーちゃんに駆け足で追い付いて隣に並ぶと、ふと見えたくーちゃんの顔は妙に複雑な顔をしていた。
「くーちゃん…。顔死んでる。」
楠『A…。会った時から顔死んでたぞ。』
「ブスって言いたいのか。そうなのか。」
流石にイラっとしたのでくーちゃんに一発腹パンをくらわしてやった。
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ユカリ - あさん» あ...。......すいません(土下座)。かんっっぜんにその設定忘れてました!!!!ホンットすみません!! (2017年8月16日 11時) (レス) id: 6acccba493 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 最高に面白いのですがくーちゃんの女体化には二時間程かかるんですよ(小声) (2017年8月13日 1時) (レス) id: 538187bfc9 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - 浅緑桜さん» 気付くのが遅くてすみません!すぐに画像を外させていただきます! (2017年7月22日 15時) (レス) id: 336347da23 (このIDを非表示/違反報告)
浅緑桜(プロフ) - お話面白かったです。が、表紙のあの画像は危険ではないですかね?無断転載になりますよー (2017年5月16日 1時) (レス) id: 638a6231c6 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ - 日波輪廻さん» ありがとうございました! (2017年2月20日 14時) (レス) id: 983928885d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユカリ | 作成日時:2016年8月29日 17時