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フェリド 「正直驚いているよ。君が自分から僕と行動したいと言い出すとはね。しかも、あの上位始祖たちがいる前で… 」
無事に上位始祖会が終わり俺は今フェリドと歩いている
正直一緒に歩きたくもないが自分からいった手前仕方がない
それにこれからほぼフェリドと一緒の行動をしなければならいから、慣れるしかない
だが、ただ歩いているわけではない
これから一緒に行動するフェリドに今後の予定を聞かなければならないという理由がある
フェリド 「それに僕は君にあまり好かれてないと思うし〜その辺はどういうか風の吹き回しかな?」
そう言ってフェリドは俺に笑顔を向けた
その笑顔の下で何を考えてるのかなんて知りたくもないが…
それより、俺がフェリドのこと嫌いだとよく気づいたな
涼太や他の友達にも俺は顔に出ないから分かりにくいって言われたんだが、気づいた点では流石はフェリド・バートリーというべきか
A 「まあ、性格は好きではないが、お前の考えることは面白いから一緒に行動するのもいい暇潰しになるなと」
我ながらいい嘘を思い付いたと思う
性格が好きではないという点は嘘ではないが
フェリド 「ひどいよ〜クラウドくん 僕と一緒に行動するのをいい暇潰しなんて〜」
A 「あぁ、ウザい」
フェリド 「クラウドくん何か言ったかい?」
ヤバイつい本音が…
A 「いや、なんでもない。それより今後のことを教えてほしいんだが」
フェリドのことだから聞こえていたかもしれないがまあいい
フェリド 「今後というと、今のところは新宿に行く予定だよ。だから、君にも付いてきてもらうよ。クラウドくん」
新宿…確かミカエラと百夜優一郎が再会する場所…
だが、ミカエラに会ったとき少し原作より幼かったはず…
ってことは、ミカエラと百夜優一郎が再会するより前に先に新宿に足を踏み入れるわけか
A 「なにしにいくんだ?」
フェリド 「さあ〜正直僕もよく知らないんですよ。上からの命令で偵察に行けと。ただ、こちらからは人間を襲うな。その代わり襲われたら殺しても構わないといっていてね。ねえ、よく分からないでしょう〜?」
フェリドは両手を外側に向け、分からないというポーズをとる
A 「確かにな…」
正直フェリドが本当に分からないのかが一番分からない
A 「また、詳しいことがあったら言ってくれ。」
フェリド 「ええ、ではまた」
そう言ってフェリドと別れ俺は自分の部屋に戻った
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サラ(プロフ) - 続き楽しみです!! (2022年7月30日 10時) (レス) id: 0407d7412e (このIDを非表示/違反報告)
りんか - めっちゃ好きです!更新がんばってください (2022年4月29日 15時) (レス) @page45 id: 7a83b531ad (このIDを非表示/違反報告)
沙夜 - 何ですかこれは。超私好みの作品じゃないですか。作者様、弟子にしてください。応援してます。 (2018年8月15日 23時) (レス) id: d368da7762 (このIDを非表示/違反報告)
yura(プロフ) - 設定がものすごく好みです!忙しいかもしれませんが作者さんのペースで更新頑張ってください! (2017年8月8日 6時) (レス) id: 386d23d189 (このIDを非表示/違反報告)
流れる - めちゃ面白いです!めっちゃ続きが気になります!便新頑張って下さい! (2016年11月8日 18時) (レス) id: 81601c6819 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のんの | 作成日時:2015年11月19日 0時