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一ノ瀬グレン side

俺は今、柊暮人の部屋に向かっている

理由はある命令の結果の報告しに行くためだ

おととい、俺に上からある命令が下された

それは生け捕りした吸血鬼から吸血鬼界の情報を聞き出してほしいというものだ

今まで、生け捕りに出来た吸血鬼は多くはないが多少はいた

だが、ほぼ全てが下級吸血鬼だった

しかし、今回生け捕り出来た吸血鬼は貴族級だった

そこで俺が情報を聞きに行くことになり、行ったのが昨日の話だ

案外その吸血鬼は他の吸血鬼とは違い聞かれたことには答えてくれた

そのお陰で情報を聞き出すことは直ぐに終わり、俺は有り難く早く次の仕事に取り掛かることが出来た

だが、その吸血鬼が言った最後の言葉が今俺の頭を悩ませている


〜昨日〜

グレン 「聞きたかったことはこんくらいだ。ってことでもう、お前は用済みだ」

吸血鬼 「くくっ…はっはっ!」

グレン 「何が可笑しい」

吸血鬼 「あの人が目覚めて人間どもは終わりだな…」

グレン 「あの人って誰だ」

吸血鬼 「さあな」

グレン 「質問に答えろ…どういう意味だ」

吸血鬼 「くくっ」

〜〜〜〜

今までの質問には普通に答えていたそいつが最後の質問にだけは答えずひたすら笑っていた

結局最後まで聞き出せず、気になった俺はその日の夜吸血鬼のことが書いてあるありとあらゆる資料を調べた

そして調べた結果ある人とイコールで結ばれる関係の吸血鬼の存在にたどり着いた

それが

グレン 「第0位始祖」

始まりの吸血鬼と言われ、眠り続けているという吸血鬼

この第0位始祖の存在は俺ら人間界の中で信じている人はほとんどいない

誰も実際に見たことがないし、今まで生け捕りにしてきた下級吸血鬼の口からも何の情報も聞いてないからだ

人間にとってみれば神話の登場人物みたいな立ち位置にいる存在

吸血鬼が言ったあの人とイコールで結ばれたとしても実際に第0位始祖が存在しているかも分からない

それを暮人にどう報告するか…

考えれば考えるほど頭が痛くなってくる

グレン 「はぁー」

??? 「どうしたのグレン、溜め息なんかついて」

グレン 「っうぉ! いきなり驚かすな深夜」

深夜 「ひどいなーグレン。僕は驚かせたつもりはないよ。それより、どうしたの?何か頭を悩ませているみたいだけど」

まずは暮人に報告する前に深夜にも話を聞いてもらうか

ー ー ー ー ー ー ー ー
グレンと深夜の口調変だったらすみません
キャラの口調難しい…

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作品ジャンル:アニメ
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サラ(プロフ) - 続き楽しみです!! (2022年7月30日 10時) (レス) id: 0407d7412e (このIDを非表示/違反報告)
りんか - めっちゃ好きです!更新がんばってください (2022年4月29日 15時) (レス) @page45 id: 7a83b531ad (このIDを非表示/違反報告)
沙夜 - 何ですかこれは。超私好みの作品じゃないですか。作者様、弟子にしてください。応援してます。 (2018年8月15日 23時) (レス) id: d368da7762 (このIDを非表示/違反報告)
yura(プロフ) - 設定がものすごく好みです!忙しいかもしれませんが作者さんのペースで更新頑張ってください! (2017年8月8日 6時) (レス) id: 386d23d189 (このIDを非表示/違反報告)
流れる - めちゃ面白いです!めっちゃ続きが気になります!便新頑張って下さい! (2016年11月8日 18時) (レス) id: 81601c6819 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のんの | 作成日時:2015年11月19日 0時

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