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正直に言うと、めんどくさいから行きたくない
だが、そういうわけにもいかないだろう
A 「わかった」
クルルは誰に対しても命令形だ
まあ、それがクルルのキャラクターなんだろう
クルル 「明日、上位始祖会が始まる時間に呼びにいく。」
A 「ああ。 それより、休める部屋はないか？ 目覚めたばかりで少し身体がつかれた 」
クルル 「お前がいつ目覚めてもいいよう部屋を用意してある。」
フェリド 「僕がその部屋まで案内してあげるよ」
フェリドの案内か… 少し不安だ
クルル 「そうか、なら頼んだぞ。私は用があるから先にいく」
そういうとクルルはさっさと去ってしまった
できればフェリドと二人きりにはしてほしくなかった
フェリドは何を考えているかわからない
それに、自分の心の中を見透かされているような感じがする
フェリド 「僕たちも行こうか」
仕方がないのでフェリドの2、3歩後ろを歩く
長い階段をふたりで上る
しばらく無言だったが、しばらく歩いているとフェリドが話しかけてきた
フェリド「君は本当に眠る前の記憶がないのかい？」
こいつはどういう意味で俺に聞いている？
まさか、嘘をついてることがばれたか？
A 「どういう意味だ？俺が嘘をついているとでも言いたいのか？」
フェリド 「いや、そういう意味で言ったわけではないよ〜 ただ、本当に覚えていないのが残念でねぇ。僕はただ純粋に君が眠るまえのことを知りたかっただけだよ」
こいつは本当に純粋に思っているのだろうか
フェリドはどうも信用出来ない
A 「悪いが本当に何も覚えていない」
フェリド 「それは残念だなぁ〜」
悪いが、俺から見るとそんなふうにはみえない
フェリド 「そういえば、君に会わせたい子がいるんだ〜」
相変わらすフェリドは笑顔を張り付けてる
フェリドが会わせたい子と言えば１人しか思い付かない
百夜ミカエラだ
ってことはミカエラはすでに吸血鬼になってるってことか
フェリド 「今度、時間があれば会わせてあげるよ！ 君と少し性格がにてるから気が合うと思うんだ〜」
A 「ああ、楽しみにしてる」
終わりのセラフの第二の主人公に接触していれば、元の世界に帰れる可能性が少しでもあがるかもしれない
そう思った俺はミカエラを紹介しようとしている目の前の男に感謝した!!
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サラ(プロフ) - 続き楽しみです！！ (2022年7月30日 10時) (
レス) id: 0407d7412e (このIDを非表示/違反報告)
りんか - めっちゃ好きです！更新がんばってください (2022年4月29日 15時) (レス) @page45 id: 7a83b531ad (このIDを非表示/違反報告)
沙夜 - 何ですかこれは。超私好みの作品じゃないですか。作者様、弟子にしてください。応援してます。 (2018年8月15日 23時) (レス) id: d368da7762 (このIDを非表示/違反報告)
yura(プロフ) - 設定がものすごく好みです！忙しいかもしれませんが作者さんのペースで更新頑張ってください！ (2017年8月8日 6時) (レス) id: 386d23d189 (このIDを非表示/違反報告)
流れる - めちゃ面白いです！めっちゃ続きが気になります！便新頑張って下さい！ (2016年11月8日 18時) (レス) id: 81601c6819 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のんの | 作成日時：2015年11月19日 0時
