敵を潰せ ページ7
AR「龍山組とtrickerには、やっぱりレッドが絡んどった。trickerのかしら、パープルがレッドを溺愛しとって、それを利用して龍山組の下につけたって。それから、trickerの依頼は龍山組から降りとるやつばっかりらしい。まあ龍山もでかいからtrickerにとってもええ話やったんやろうな」
AC「でかいからええとかアホやろ」
JA「Ace。いちいち愚痴吐いとったらキリないからええ加減黙れ」
Jackyに頭を叩かれながら言われたAceは、小声でぶつぶつ文句を言いながらも黙った。
AR「あと…まあこんなんどこも同じかもしれんけど、龍山は特に、周りから攻めていくタイプらしい。やからその隠し兵器も、その隠し兵器自体よりその周りに手をつけとる可能性が高いな」
G「…えっと、trickerのやった依頼は、龍山組の依頼ってことやったやん？」
Gumが頭の整理をしながら話し出した。
G「ってことは、アムノスはその隠し兵器の周りってことやんね？」
AR「おそらくな」
T「じゃあ僕の周りでもある？」
Toppoが恐々と聞く。それに答えたのはJackyだった。
JA「やろうな」
T「そっか…」
AC「なんなん？！まじで誰なんそれ？！馬場はどうでもええけどToppo嵌めたやつ、はよ見つけてボコボ」
AR「黙れAce」
ArsenalがAceに銃口を突きつけた。
AR「そんなんみんなおんなじこと思っとるに決まってるやろ」
Arsenalが低い声でそう言うと、Aceはごめん、と呟いた。
ホールに重い空気が流れ出したとき、Gumが笑いながら言った。
G「とりあえずtrickerを潰したらいいんでしょ？そうすれば何かわかるはずだし。ね？Mac」
M「えっ、あ、ごめん、なんて言うた？」
笑顔のGumに言われたMacは、驚いて慌てたように言った。
珍しく話を聞いていなかったらしいMacに、ArsenalもAceも、Toppo、Jouny、Gum、もちろんJackyもが心配そうな顔をした。
M「ごめんごめん、考え事しとっただけやから」
6人の顔に、笑ってそう言うMac。
JA「Mac、お前」
Jackyはなにか言いたそうに口を開いたが、結局何も言わずに閉じた。
M「まずはtrickerを潰す。依頼は来てないけど…異論ないよな？」
Macの言葉に全員が頷いた。それを見て、Macはテーブルの上に紙を広げた。trickerのアジトの見取り図だ。
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Runa Nagatuka(プロフ) - はじめまして！小説読ませていただきました！めっちゃ続きが気になります！お忙しいとは思いますが次の更新待ってます！がんばってください！ (2020年9月20日 22時) (
レス) id: f4ef6cdfaf (このIDを非表示/違反報告)
文月(プロフ) - ゆうみさん» ありがとうございます！ (2020年7月25日 8時) (レス) id: 14698a6b0a (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみ(プロフ) - 更新頑張ってください！続き楽しみにしてます♪ (2020年7月19日 8時) (レス) id: bea5fb83fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：文月 | 作成日時：2020年6月20日 22時
