「いらない」 ページ31
――この人、おかしい。
アブと名乗る彼は私に馬乗りになって、私の手を押さえつけ
無理やり"犬用の首輪"をつけた
「っ、くるし…いっ！！」
「あっはははは、よだれたらして、本当に犬みたい。」
「っ…！」
睨むけどアブさんには効果は全くない。
それどころか愛おしそうに私の方をみる。
――もういやだ、こんな生活…助けて、誰か…
そう思ったときにふと、ある人の顔が思い浮かんだ
「――っ、つわはすくん」
そうつぶやいた瞬間、アブさんは押さえつけていた私の手をどんどん強く押さえつけた。
「なんで…」
「え…っ？」
「いらない…」
「っ、アブ、さっ…」
アブさんは私に顔を近づけ、そして私の舌を噛んだ
「ったぁ…」
「っあはははは、いらない！俺以外の名前を呼ぶ口なんていらない！」
――ねぇ、はすお。お気に入りのおもちゃを目の前でとられたら君はどんな顔をするのかなぁ？
そう言ってニヒルに笑った。
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狐 - お疲れ様でした他の作品もがんばです！ (2016年3月13日 15時) (
レス) id: 0f1be2070d (このIDを非表示/違反報告)
蠍(プロフ) - 狂ってやがる・・・大好きっ! (2016年1月8日 4時) (レス) id: 28f8e5315b (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 突然のコメント失礼します！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2015年11月28日 21時) (レス) id: 0c8ca8a185 (このIDを非表示/違反報告)
maa - 更新待ってマース！ (2015年10月14日 16時) (レス) id: abce4b256a (このIDを非表示/違反報告)
みみ - 待ってるんですが…(;_;) (2015年10月1日 19時) (レス) id: 8b13a28d97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空想 | 作成日時：2015年4月2日 2時
