こわい side:T ページ24
Aの目隠しと猿ぐつわをとった状態で
俺はそそくさと部屋を出る。
「さて、」
俺はいつもの部屋に入り、画面奥のAを見守る。
そして、そっとリモコンに手を伸ばす。
遠隔操作でAの部屋の電気を消すことができる。
口角を上げながら、そっと俺はボタンを押した。
そして案の定聞こえてきたのは
「つ、わはすくん。助けて」
こう俺の助けを乞うAの声。
体がゾクゾクと震える。
どうやってAを安心させようか、
泣いてるんじゃないか、
そんなことを想いながら
俺は急いで彼女のいる部屋へ向かった。
「A、何かあったの！？」
わざとらしい演技をする
A、本当に泣いてるし。
俺は電気をつけ、そして泣いてるAを抱きしめる。
「大丈夫、俺がいるから」
じわじわと、
俺の甘い毒を。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 841人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「実況者」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
狐 - お疲れ様でした他の作品もがんばです！ (2016年3月13日 15時) (
レス) id: 0f1be2070d (このIDを非表示/違反報告)
蠍(プロフ) - 狂ってやがる・・・大好きっ! (2016年1月8日 4時) (レス) id: 28f8e5315b (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 突然のコメント失礼します！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2015年11月28日 21時) (レス) id: 0c8ca8a185 (このIDを非表示/違反報告)
maa - 更新待ってマース！ (2015年10月14日 16時) (レス) id: abce4b256a (このIDを非表示/違反報告)
みみ - 待ってるんですが…(;_;) (2015年10月1日 19時) (レス) id: 8b13a28d97 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：空想 | 作成日時：2015年4月2日 2時
