マルク＋αを、アニカビの世界にブッ込んで“カオス”にしてみたネ!!《7》

《第157話》イデアと少女 ページ9

二人の活躍により…無事、最深部についた……

たどり着いた先にあった最深部の世界は……まるで幼子が力任せに殴り描いた様な《絵画》とは言えない《混沌》とした世界だった……


フーム「キャッ、ナニよ!!此処!!全部、絵の具まみれじゃない!!」

ブン「これ、転んだら洗濯大変だぜ!!」

マルク「うへぇ〜きちゃな〜い」


フーム達とマルクは、まるで世界が溶けていくかのように滴り落ちる《最深部世界》を気味悪がっている……


フーム「まさか、最深部がこんな世界だったとはね……」


フームは、呆れた顔でため息をついた


フーム「アドもびっくりしたでしょう？」

アド「………」

フーム「アド？」

アド「……絵の具…」


アドの返事は無かった……彼女は、ただ…その場に呆然と立ち尽くして呟いていた……


アド「………絵の具…殴り描き…」

フーム「アドちゃん？」

アド「………同じだ…私と…」

フーム「え？」

アド「……この世界を作った人…今の私と……同じ気持ちだ……」


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―……この人も、私と同じ…スランプで苦しんでいるんだ……

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