Ha? ページ37
…クソ、クソ、
吹っ飛ばされた。
あのガキ、オールマイトみたいな力だ。
黒霧も制圧された。
ゲームオーバーじゃないか。
あいつがいないと逃げられない。
あぁ、大ピンチだ、絶体絶命だクソ、クソ
首筋を血が出るほどに掻く。
あぁ、どうしたらいい、どうしたら
「……脳無ッ！！！！！！！！！」
とりあえず、黒霧の奪還だ。
死柄木の呼び声に
バケモノ脳無が動き出す。
まるでテレパシーでも送ったかのように、
黒霧を目掛けて走り出した。
「爆豪、避けろ！！！」
切島がそう叫んだ。
「…ッ？！」
目にも止まらぬ速さで
突っ込んでくるバケモノに
爆豪が反応するのが少し遅れた。
…やばい、
目の前まで迫ってきた脳無に思考が止まった刹那、
『爆豪くん、』
ーー
ー
『いてて、大丈夫？』
……あ、？
誰かに体を掴まれ
どこかへ飛んだ衝撃。
地面に背中をつき、少し頭を浮かせ目を開けると
顔を土で黒くした猫女が俺にまたがっていた。
俺は、こいつに助けられたのか…、？
なにが起こったのか、分からなかった。
俺が、動けなくなってた時に、
こいつは、あの一瞬で…
『爆豪くん？』
…ハッと意識を元に戻す。
目の前には首を少し傾げてこちらを見つめる猫女。
「ッどけや！」
邪険にこの女を退かす。
『…わわ、』
「爆豪、大沢、大丈夫か！」
『あぁ、うん、
でもあのワープ、とられたね。』
駆け寄る切島に
Aはそう言った。
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pikaito00(プロフ) - やっとここまで読み終えました(^ ^)とても面白いです！続編まってます(^ ^)♪ (2020年6月28日 13時) (
レス) id: 158c9172ac (このIDを非表示/違反報告)
ぬっこ(プロフ) - 面白いっ！続きが気になる...更新楽しみにしてます！ (2020年6月7日 13時) (レス) id: fb813ea952 (このIDを非表示/違反報告)
pikaito00(プロフ) - とても面白い小説に出会えました…！！！すごく好きです…^_^ご無理なさらずに頑張ってください！！ (2020年5月31日 21時) (レス) id: 158c9172ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たったらぽー | 作成日時：2020年5月23日 0時
