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「な、なんでコネシマ君がいるの？」
「…そいつがお前のことお前のバ先から
つけとったの見てたんや」
コネシマ君曰く
この人が私を明らかに尾行している様子なので
不審に思い着いていった所このような行為に
いたったので力づくで止めたとのこと。
コネシマ君がもし気づいていなかったら……
ゾッとする一方で彼が駆けつけてくれたことの
安心感で脱力した。
そのあとコネシマ君は既に通報していたらしく
警察に謎の男を引き渡した。
そいつが連れていかれる時
「Aちゃんほんとに好きなんだよ」と
泣くような声が聞こえた。
しかしコネシマ君が私の前にたちふさがり
「好きな女に暴力ふんのか」
と吐き捨てた。
大きな背中で私を守ってくれた。
＊
事情聴取が終わり、
私とコネシマ君はかえされた。
あの男、実は私のアパートの大家さんで
私が住み始めたときから目をつけてたらしい。
いつこうなってもおかしくなかったという
事実に震えた。
コネシマ君はまた何かあったら大変だからと
私を家まで送ってくれた。
その帰り道、
「そういえばコネシマ君、
体育祭の応援団練習なんで1回休んだの？
あ、あの責めてるわけじゃないんだけど」
「アイツがおったからや」
コネシマ君は低い声で呟いた。
「え？」
「あの時フェンス越しにアイツがお前の
写真撮りよって
明らかに怪しいから追いかけたんやけど
逃げられてしもてな」
「そっか……ありがとね」
そういうことだったんだ。
コネシマ君って少し怖いイメージ持ってたけど
優しくて頼りになる人なんだな。
＊
家の前につくと私はコネシマ君に頭をさげた。
「今日は本当にありがとう……！
今度ちゃんとお礼をさせて…！」
「………
お前はもうちょっと自分のこと気にしたらどうや」
「……え？」
「今日の奴もそうやけど
もうちょっと危機感持て。見てて心配になる」
コネシマ君は強い語気で言うと
私の頭をくしゃっと撫でた。
「……？うん
これから気をつけるね
おやすみなさい」
「おん、おやすみ」
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脅威のセラフ - これ、WTの皆様と幼馴染だったら嬉しい！ (2020年7月11日 16時) (
レス) id: 285d3eca52 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 根回ししますのところ、発声が発生になってるっすよ (2019年10月15日 18時) (レス) id: 6405eb1fb4 (このIDを非表示/違反報告)
狂猫 - 名前ありさにしてたんでアリサちゃんとか出たのビビりましたww (2019年9月8日 17時) (レス) id: 7d56b5cd53 (このIDを非表示/違反報告)
きらり(プロフ) - るいさん» コメント、リクエストありがとうございます(^^)実はちょうど書きたかった話なので書かせていただきますね！ (2019年8月25日 0時) (レス) id: caac3973be (このIDを非表示/違反報告)
るい - 主人公のメガネ取った姿を見たいです (2019年8月24日 21時) (レス) id: 4461d627b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きらり | 作成日時：2019年8月14日 8時
