昼休みと人間関係 ページ27
Aside
次の日、今日はさとみ君が部活の集会で昼休みが一緒に過ごせないので
珍しく教室で鈴木と昼ご飯食べている。
クリームパンに噛み付き、もぐもぐと咀嚼していると
白米を飲みこんだ鈴木が突然口を開く
「なぁ、ずっと気になっていたんだが
お前ってさとみと俺以外に同年代の知り合い居んの...?」
真剣に心配して顔を覗き込んでくる鈴木に吃驚して椅子の上から体制を崩す。
『い、居るわ!
えーーっと、まず美術部員だろ、後はころん...とか』
「...ちょっ、待って1回さこの学院の生徒の知り合い、全部言ってみろ」
前のめりになって目が血走って聞いてくる鈴木に若干引きながら、座り直して喋り始める
『全員...?最初はお前とさとみ君、ななさん,神崎委員長,あかね先輩とジェル先輩
莉犬君,るぅと君,ころん,美術部の奴らと演劇部の奴ら、だな』
「はぁ...やっぱり
言っておくけどその中の
ななもり先輩,ジェル先輩,さとみ,ころん,るぅと,莉犬は
全員、この学院の王子様って呼ばれている奴らだ...。」
その言葉に再度驚き、また椅子の上から体制を崩した
『お、おい佐藤...イケメンだからって例え冗談でもそんな嘘はやめろよ〜』
「鈴木だし本当だわ
なんでお前全員コンプしてんだよ...」
呆れたように溜め息を吐く鈴木
反対に僕の表情は頬の筋肉がピクッ、と引きつり気味に少し上がる
このままでは...不味い、のでは?
『だから日が増す度に一部の女子の目が冷たくなってったんだ...』
「いや、気が付いてたんならやめろよ」
『だって理由が全く分からなかったんだもん』
鈴木から教室の窓に顔を逸らし、口笛を吹く
まずい...非常に不味い
覚悟を決め、
クリームパンを机に置き鈴木の両肩を僕の両手で掴み、揺さぶる
『鈴木よ、此処のクラスメイトでもいいし他の学年の子でもいいから
友達を僕に紹介してくれ
ソイツに寄生してやる』
「別に紹介するのは構わんが、寄生するのだけは阻止するぞ〜俺」
絶対に新しい友達をつくるんや...!(聞いていない)
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やよい - かふぇらてさん» ありがとうございます!性別問わずに読んで頂けて、とても嬉しいです。更新頑張って増やしていきますね! (2022年2月3日 21時) (
レス) id: b48906a916 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇらて - 性別女性ですがハマりました。更新頑張って下さい‼ (2022年2月3日 20時) (レス) @page45 id: fcca94614d (このIDを非表示/違反報告)
やよい - あまねさん» ありがとうございます!貴方様の理想の、目標の夢主君になれた様で良かったです。これからも更新頑張ります!。 (2022年2月3日 20時) (レス) id: b48906a916 (このIDを非表示/違反報告)
あまね - 友達との関係って、難しいですよね。その上、傷つけられて…。それでもくじけない夢主くんは、本当にカッコいい✨たまに可愛いケド(*´ω｀*)僕もこんな人になりたいなぁと思いました！更新ありがとうございます！ (2022年2月3日 19時) (レス) @page43 id: 85362d7a8a (このIDを非表示/違反報告)
やよい - ねねねさん» ありがとうございます!なるべく早めに更新出来る様に頑張りますね!。 (2022年2月1日 22時) (レス) id: b48906a916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やよい | 作成日時：2022年1月5日 15時
