【REBORN!】俺の罪と座右の銘[俺の名は笹川了平]

罪と座右の銘35 不良と対面 ページ39

〜in×××〜


貴｢ハァ…ハァ……｣


膝に手を置き乱れた息を整える俺

呼び出された場所は人気の少ない町外れの公園


不良A｢やっと来たな〜 待ちくたびれたぜ｣


薄暗い公園を見ると10人ほどの中学生がいた


俺はキョロキョロと周りを見渡し京子と電話をして来たセンパイの姿を探す


不良B｢妹ちゃんならあっち｣


そこにいたのは別の不良と遊んでいる京子だった


京子｢あ！お兄ちゃん!!｣


俺に気づき、こちらに走って来ようとする京子


不良C｢おっと、ダメだぜ？ お兄ちゃんはこれから俺たちと遊ぶんだ

いい子で、待っててな？｣


不良の一人が京子の頭に手を置きながら言う


貴｢京子に触んな!!｣


不良に向かって叫ぶ俺


不良B｢俺達は犯罪者になりたい訳じゃないだ｣


不良A｢そうだぜェ
だからわざわざ、お兄ちゃんと仲直りしたいから協力してーって嘘ついたんだぜ〜？

俺は頼まれた事をやるだけだしｨ〜｣


不良B｢心配いらないぞ、妹には手は出さねぇ
依頼にゃそんなのなかったからなァ〜｣


なに、不良ってみんなそんな喋り方なの!?


不良A｢結構な大金貰っちゃったからさぁ〜
断れなんだよね〜

そんじゃ、始めようぜ？｣









ﾎﾞｶｯ

ﾄﾞｶｯ

ﾊﾞｷｯ


日暮れの公園に響く音

それはもちろん俺が殴られ、蹴られている音だ


京子｢ねぇ…なんでお兄ちゃんが殴られてるの……？ねぇ!?｣


京子はこちらに来ようとするが不良に止められる


相手は十数人
しかも中学生だ


袋叩きにされるのは明らかだった

抵抗もできぬままひたすら殴られる


口には鉄の味が広がる
腕の骨には既にヒビが入っているだろう


顔の感覚はもう殆んどない


不良A｢ゲッ、額割れちゃってんじゃん
もう終わりにしようぜ｣


不良B｢そうだな、人殺しにはなりたくねぇし｣

￣￣￣￣￣￣

35も少しいじりましたさほど支障はないかとおまいますがお暇だったらどうぞ！

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