罪と座右の銘33 大丈夫 ページ36
貴｢はぁ…｣
階段に座りぼーっと空を見上げる
天気は快晴
こういうのを雲ひとつない空…と言うのだろう
こんな日に晴天なんてな…
??｢大丈夫？了平｣
聞き覚えのある声が後ろから聞こえるが、振り向かない
貴｢大丈夫だよ、恭弥｣
雲雀｢大丈夫そうには見えないけど？｣
ｺﾂ…ｺﾂとこちらに近づく音がする
貴｢大丈夫だ｣
それ以外は何も言わない
俺は下を向き唇を噛み、涙を我慢する
雲雀｢…泣いて…いいと思うけど？｣
ｺﾂ
足音が止まる
俺は少し恭弥を見た
ﾎﾟﾛ……
貴｢お前にそんな事言われたら…我慢出来るわけがないだろ……｣
今まで我慢していたものが一気に溢れ出した
葬式が終わり、家に戻った俺と京子
父さんは恭一さんと飲みに行った
俺は別に構わないと思った
それが少しでも立ち直る役に立つのなら
今、俺と京子は家に二人
京子は何も言わない
貴｢ご飯にしよう｣
京子｢私いらない…｣
母さんが死んでから『私』と言うようになった京子
食事もまともにとってない
貴｢ダメだ、食え｣
京子｢いらない｣
貴｢……お前までいなくなる気か｣
もう何日も食べてない京子
このままでは栄養失調で死ぬ可能性だって出てくる
そんな京子に俺が思った事を言う
京子｢え？｣
俺に突然そう言われ、驚く京子
貴｢お前！何日食ってないと思ってる!?
そんなに父さんや俺を泣かせたいか!?悲しませたいか!?｣
俺は声を張り上げて言う
京子にこんなに怒るのは初めてだな
京子｢ちが…ぅ(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ｣
再び泣き出す京子
貴｢母さんのためにも、早く元気になって、笑ってみせてやんなきゃいけないんだ！
じゃなきゃ安心して逝けないだろ？｣
今できる、一番優しい笑顔で俺は言う
京子｢…うん…｣
貴｢聞こえねぇよ｣
笑いながら言う
京子｢うん！｣
涙声だけど、ちゃんと聞こえた大きな声
もう、大丈夫そうだな
貴｢さ、食べるぞ！｣
京子｢うん！｣
￣￣￣￣￣￣
いい話が書けないヽ(；▽；)ノ
そして、最近サクサク書けなくなってる(´；ω；｀)
早く原作入りたいのに…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 139人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
惟月(プロフ) - 桜覇さん» 最高なんて、照れちゃう(//∇//)/ いつもありがとうございます!!これからもよろしくです！ (2014年10月25日 13時) (
レス) id: 493d2d7967 (このIDを非表示/違反報告)
惟月(プロフ) - 湊さん» くっ不覚にもイラついてしまった(｀・ω・´)ｷﾘｯ うん、読み返してて自分も思ったw よし、中学生にしよう(｀・ω・´)ｷﾘｯ← (2014年10月25日 13時) (レス) id: 493d2d7967 (このIDを非表示/違反報告)
桜覇 - 最高です( ･∀･)b 頑張って下さい！ (2014年10月24日 19時) (レス) id: f2036bd052 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - せんせー！小学生が高校生をフルボッコ出来ると思いますか〜?そんなの了平くんだけですよー((神経逆なでする喋り方がムカつく不良ども← (2014年10月19日 21時) (レス) id: 4b6a97f85d (このIDを非表示/違反報告)
惟月(プロフ) - 湊さん» またか、またか!!泣 あい、すんません…なおった？なおった？(( (2014年9月22日 22時) (レス) id: 493d2d7967 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：惟月 | 作成日時：2014年8月9日 19時
