【REBORN!】俺の罪と座右の銘[俺の名は笹川了平]

罪と座右の銘20 電話 ページ22

《貴方side》


あの後無事、入学式に参加し恭弥と別れた


今は京子と手を繋いで家に向かっている

父さんは知り合いに呼び出されたと言って何処かに行ってしまった

母さんは入学祝いだからと言ってケーキなどを作るための材料を買いに行った


母さんの料理は絶品だ




なんで俺たちもついて行かなかったか？

京子が帰って俺と遊ぶって聞かなかったからだよ！


京子｢お兄ちゃん！あのねあのね！
京子、静かにしてたんだよ！えらい？えらい？｣


褒めてと言わんばかりに言う京子


貴｢あぁ、偉い偉い｣


俺は笑いながら京子の頭を撫でる

京子は嬉しそうに笑う


貴｢京子、帰ったら何して遊ぶ？｣


京子｢えーっとね…おままごと！｣


うん、女の子らしい遊びだ笑


貴｢よしそれじゃ、早く帰るぞ！｣


京子｢うん！｣









〜家〜


俺達が家に着くと母さんも帰って来ていて一緒に昼食を食べた

やはり子供の足は遅いらしい


さっきまで、おままごとをしていたが京子が飽きたらしいのでお絵かきに変えた



京子｢見て！京子とお兄ちゃんと、お母さんと、お父さん！｣


クレヨンで描いた小さい子が描くような、わかりにくいけど心温まる絵


俺の妹天才←


貴｢上手いなぁ、京子｣


再び撫でてやる俺

俺はどうも撫でるのが好きらしい



などと考えていると



ﾌﾟﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙ



家の電話がなる


母さんは今ベランダで洗濯物を干してるし…

この電話番号、父さんのケータイみたいだから


貴｢もしもし、父さん？了平だけど｣


父"あぁ、了平

これから帰るんだけどさ、上司とその息子さん、家に連れてくからって母さんに言っておいてくれるか？"


貴｢うん、わかった｣


父"それじゃ、頼むな"


ｶﾞﾁｬｯと電話を置く


京子｢お兄ちゃん！お父さんから？｣


貴｢あぁ、もうすぐ帰るってさ｣


京子｢やったぁー｣


ﾆｺﾆｺしながら言う京子

京子はお父さんっ子だからなぁ…


あ、でも家族の中で1番好きなのは俺だって！


母｢了平、誰から電話だったの？｣


洗濯を終えた母さんが尋ねる


貴｢父さんからだった
なんか、上司って人とその人の息子さんが来るんだって｣


母｢あら、そうなの？なら母さん、お料理頑張っちゃう｣


笑いながらいう母さん


……夕飯食べに来るわけじゃないのでは？と思ったけど、なんか悪いから言わなかった


￣￣￣￣￣
なんかお母さんのキャラが奈々さんに似てる気がする←

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