罪と座右の銘11 妹達は夢の中 ページ13
《第三者side》
とっても暗い
怖い、怖い…
そんな感情が渦巻く世界
何も見えないセカイ
そんな暗闇の中に、小さな少女が1人
京子｢ここは……どこ？｣
泣きそうな声でポツリと呟く
??｢ここはね、お兄ちゃんの心の中の風景｣
突然聞こえる声
京子｢だぁれ？｣
少し不安げな声で尋ねる京子
??｢ふふっ 私はね、海緒っていうの｣
声の主が答える
それと同時に声の主…海緒が現れ、彼女の周りだけ少し明るくなった
京子｢みお…おねーさん？｣
海緒｢そうだよ(ﾆｯｺﾘ｣
彼女の優しい笑顔に安心したのか京子も答える
京子｢きょーこはね、きょーこってゆーの！｣
海緒｢うん、知ってるよ お兄ちゃんの新しい妹ちゃんでしょ？｣
京子｢？｣
少し首をかしげ海緒の言葉にハテナを浮かべる京子
海緒｢ふふっ、よくわからなかったかな
悠晴…ううん、了平お兄ちゃん、わかるでしょ？｣
京子｢うん！わかる！きょーこのおにーちゃんだもん！｣
海緒｢そうだよね(微笑
ねぇ、京子ちゃんはお兄ちゃんの事、好き？｣
優しく問いかける海緒
京子｢すき！あんまり、あそんでくれないけど、しんぱいしてくれるし、やさしいからすき！｣
元気よく答える京子
京子は知っている
ずっと避けている兄だが、いつもどこかで心配してくれている事を、隠しきれない優しさを
海緒｢そっか… それじゃあ、そんな京子ちゃんに1つお願いしてもいいかな｣
京子｢おねがい？｣
海緒｢うん、おねがい
ここ、京子ちゃんのお兄ちゃんの心の中って言ったでしょ？｣
京子｢うん でもまっくらだよ…｣
海緒｢そう、真っ暗なの
だからね、明るくして欲しいの｣
京子｢あかるく？｣
海緒｢お兄ちゃんね、すっごく悲しいの
それに、自分の事嫌いかもしれない
このままお兄ちゃん、自分を責め続けたら…死んじゃうかもしれない…｣
悲しそうに言う海緒
京子｢しんじゃうって？｣
海緒｢死んじゃうとね、もう京子ちゃんにも会えないの｣
京子｢え！や、やだやだ！おにーちゃんにあえないのやだ！｣
泣きそうな声でいう京子
海緒｢うん、だから京子ちゃん お願い、心の中を明るくして…｣
京子｢きょーこに、できる？｣
海緒｢うん、できるよ 京子ちゃんなら｣
微笑みながら海緒は答える
京子｢わかった！きょーこ、がんばるね！｣
海緒｢ありがとう…
お兄ちゃんをお願いね｣
暗闇から、小さな少女は消えた
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惟月(プロフ) - 桜覇さん» 最高なんて、照れちゃう(//∇//)/ いつもありがとうございます!!これからもよろしくです！ (2014年10月25日 13時) (
レス) id: 493d2d7967 (このIDを非表示/違反報告)
惟月(プロフ) - 湊さん» くっ不覚にもイラついてしまった(｀・ω・´)ｷﾘｯ うん、読み返してて自分も思ったw よし、中学生にしよう(｀・ω・´)ｷﾘｯ← (2014年10月25日 13時) (レス) id: 493d2d7967 (このIDを非表示/違反報告)
桜覇 - 最高です( ･∀･)b 頑張って下さい！ (2014年10月24日 19時) (レス) id: f2036bd052 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - せんせー！小学生が高校生をフルボッコ出来ると思いますか〜?そんなの了平くんだけですよー((神経逆なでする喋り方がムカつく不良ども← (2014年10月19日 21時) (レス) id: 4b6a97f85d (このIDを非表示/違反報告)
惟月(プロフ) - 湊さん» またか、またか!!泣 あい、すんません…なおった？なおった？(( (2014年9月22日 22時) (レス) id: 493d2d7967 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：惟月 | 作成日時：2014年8月9日 19時
