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伊「「俺の話をしてもいいですか」」
そういって躊躇いがちに自分の話をし始めた伊野尾君。結局敬語だけど、まぁいいか。
それは俺が思ってたのなんかよりもっとひどくてなんていうか、【可哀想】っていう言葉ではまとめちゃいけないような気がした。
話してくれた内容はもちろん明るいものではなくて。
物心ついたときには施設に入っていて親の顔も知らないらしい。でも施設は楽しかったみたい。
高「……お金はどうしてたの?」
伊「親無し施設育ちなので、どこの会社も雇ってくれませんでした。でもお金がなきゃ生きていけないので、最終手段って感じであのサイトに登録して稼いでます。」
高「…そっか。え、このサイトでそんなに稼げるの?」
伊「あんまり自分の値段を高くするとまず買ってくれないから、そこそこにしといたんです。でも帰るときにその料金の倍とかくれる人もいて。ホントちょろいなぁって。あ。」
高「……あ、の」
伊野尾君は「本音出ちゃった」みたいな顔してるけど、そんなことより気になったのは、
高「もしかして…………身体売ってたの…?」
勇気をだして聞いてみた。触れていいのかわからないけど。
伊「当たり前じゃないですか。何を今更…。」
単調に返ってきた返事には感情なんてこもってなくて
目は虚ろだった。
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ふうこ(プロフ) - 慧華さん» コメントありがとうございます!!たかいのいいですよね〜!そういってもらえて嬉しいです!頑張ります! (2018年5月10日 20時) (レス) id: f93d2d5469 (このIDを非表示/違反報告)
慧華 - 面白いです! 私は、JUMPのCPの中でも、たかいのが一番好きなので、めっちゃ、嬉しいです! 続き、待ってます! 更新頑張ってください! (2018年5月9日 19時) (レス) id: f7fb87f278 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふうこ | 作成日時:2018年2月6日 18時