【MS.SP】短編集2 (ページ25)

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Like summer 【Ｅ】-４ページ25

何はともあれ、今日は8ヶ月記念日である。穏やかな2人は、この日を楽しみにしていた。
とは言え、区切りのいい月ではないので、やる事は普段となんら変わらない。のんびりダラダラしながらイチャイチャするだけだ。

「⋯⋯A、初めて深いキスしてから何ヶ月も経ってるのに、まだ口の中弱いよね」
抜けた力を必死に戻しながら上体を起こしていると、えおえおがそう呟いた。
「⋯⋯そりゃ慣れませんよ⋯⋯えおえおがテクニシャン過ぎて⋯⋯」
「相変わらずで可愛いんだけど」
『可愛い』と言われ慣れていないAの顔が、少しずつ紅潮していく。
その様子を見たえおえおは、満足そうに小さく笑った。
熱を帯びたAの頬をぷにと人差し指で突き、またキスをする。
「ん⋯⋯っ！？」
不完全な状態で硬直していて、完全に不意を打たれたAは、再度力を抜かしかけた。また必死になって力をこめるが、Aはえおえおに勝てない。
唇が離れた直後にゆるりと組み敷かれ、Aはもう諦めの境地に達した。どうせ8ヶ月でイチャイチャする日だし、という考えである。

「⋯⋯俺らもう、8ヶ月経ったんだね」
「うん。あっという間だったなぁ」
そう言って感慨に浸るAを無視し、えおえおは再び覆い被さった。
この人色好み過ぎないか、と考えていると、その唇はAの耳元へ移される。
「いつもありがとう。ずっとずっと好きだったよ。いつまでも、愛してる」
えおえおが、お得意の無声音で囁いた。Aの体温が更に上がっていく。
微笑んだままのえおえおに、Aは負けじとキスをし返す。
「⋯⋯えおえおだって、可愛いよ」
目を見開いたえおえおに挑発的に笑い、強く抱きしめた。
「⋯⋯愛してくれて、ありがとう。私も、いつまでも愛してる」

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やっと書き直し!!10ヶ月を迎えようかというのに!!ウケる!!ピブー!!(字数稼ぎ)
そして内容に無理があり過ぎる。また書き直すかもしれません(突然の冷静)