【ミカグラ学園組曲】気怠そうな羊女子がミカグラ学園に入ったらこうなった (ページ10)

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羊が八匹ページ10

「このクラスの担任の鳴海クルミです」

皆さんのアイドルの夢姫ことメー子です
初日の授業なう
ちなみに右隣にはマリエがいます
左隣にはいつぞやのピンクが

「新任で緊張していますがみなさん親しみをこめてクルミ様と呼んでください」

ナルシストですね分かります←
そう心の中で呟いてたらマリエがこっちを向きコソコソと話しかけてきた

「ちょ、メー子、色々とツッコミ入れたいんだけどそれって僕だけ？」
「安心して、私も」

でも可愛いそして美しいそれがクルミ様←
まあ私の人形達には及ばないけど←←←

「うっそクルミさんだ！？本名クルミさんっていうんだ！！すげぇ私…。あ、いやクルミ様ぁー！！らびゅー！！」

何だこのピンクうるさいな←
そういえば五月蝿いとも書くんだよな←←←
ミツバチの群れがうるさいという意味とか夏目漱石とかうんたらかんたら

「それでは初日ということで…」
「華麗にスルー！？見向きもしねぇ！！」

な、なんて華麗なスルーなんだッ…←
私以上とは…やるなクルミ様←←←

「落ち着くりゅいエルナ。浮いてるよ？」
「えっ」

ピンク五月蝿い
お前なんてミツバチじゃなくて少し大きめのハエだハエ←←←
正直に言ってあげよう。うん

「あの、少し大きめのハエ並みに五月蝿いです」
「あ、すみません次から気をつけますって何この子超可愛い！」
「五月蝿いです(威圧)」

ちょっと威圧してみたら

「ごめんなさい」
「よろしい」

静かに言うことを聞いた
犬の躾してる気分
私は再度クルミ様に注目した

何気にクルミ様呼びが定着してることに気づいたのは放課後になってからである