【ミカグラ学園組曲】気怠そうな羊女子がミカグラ学園に入ったらこうなった (ページ32)

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羊が二十三匹ページ32

「は？冗談はアンタだけにしてちょうだい♥」
「わーい存在全否定だー…

あのね、戦った後に貴方がこのザマだと普通に気まずいのよ分かる？アンダスタン？」

「アンダスタンうざいし発音がなってないわよ！」
「どこぞの帰国子女みたいなこと言い始めた！」
「今井まりえ黙れ狐うどんにするわよ！！」
「あっはいすみません！」

コンちゃんm9´･ω･`)ﾌﾞﾌｫww

「何なのもういいでしょ！こっちこないでアンタ地味にトラウマなのよ！」
「それをなんとか虎と馬に分けて可愛がってやって！！」
「無理があるわよ！！」

どうしよう…ガチでどうしようﾝﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱ

あ、そーだ

「ねえ、ポイント半分…」
「え？今頃！？ちょちょちょっと待ちなさ」
「いやポイント半分要らない要らない」
「は？意味わかんない」

「その代わり友達になろう」

「は？(威圧)」
「いやだって！貴方絶対友達って言える友達いないじゃん！」
「メー子失礼！」
「あんた達がもう失礼よ！辞書で『失礼』を調べなさい！

……それにねあたしそんな同情求めてない！！
もうほっといて近づかないで視界に入らないで！」

同情、ねぇ…

「確かにこれは同情だよ。うん認めよう。でもさ

寂しいじゃん。

独りってさ、周りが煩くてもなんか静かなんだよね。
取り残されることの悲しさとか虚しさとか、そういうのって吐き気がするくらい嫌い。

嗣音羽さんだって取り巻きの目的知ってたでしょ？
それでも取り巻きをさせたのは、

『独りが大嫌いだから』

実際独りでも、それを紛らわす『お喋り人形』が欲しかった。

その人形が、たとえガラクタの寄せ集めだとしても。同じ言葉しか喋れなくても。
違うかね？」

「…」

あっどうしようシリアス入ったああああああ
そして私何言ってんだああああああ

「な、なんならね、えー…り、リアル人形いかがでs」

「分かったわ」