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一緒に受験勉強をした。
3年からは、オールマイトとの特訓もあり、学校以外ではまともに会えなかったがそれでも、少しでも時間があれば外でも互いの家でも、どこでだって会いに行った。
彼女の個性の使い方を2人で考えたり、苦手教科を教え合ったり。
―――切磋琢磨して、
「ただでさえ健常者ですら挫折する奴も少なくない厳しい世界だ」
必死に掴んだスタートラインだった。
「体力測定すらまともにこなせないそんな身体で目指せるほど、此処は甘く出来てないんだよ」
そんな重い言葉と冷たい視線を向けられる彼女の顔を、僕は一瞬でも見ることが出来なかった。
「諦めろ。お前がヒーローになれる見込みは無い」
ようやっと彼女の隣に並べた喜びは、彼女との約束と共に、虚しくも砕け散ってしまったのだ。
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絵音(プロフ) - すごい好きです。主人公と 出久くんの本音を言い合うところとかほんのに好きです。素敵な物語を読ませてくれてありがとうございます…ッ！！！ (2019年5月22日 23時) (
レス) id: 740c8210f3 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - 凄くあったかい良いお話でした！生きて欲しいと説得？してるところとかもう涙が止まらず泣きながら読みました！素敵なお話を有り難うございます！ (2019年2月19日 23時) (レス) id: 265a916812 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソーカ | 作成日時：2019年2月14日 14時
