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｢死ぬなよ｣
と、最後耳元で言われたんだ
『ふふ、それはどうだろね。』
そう言い残しデザイナーの方たちの元へ
―――
樹に案内されVIP室へ
田中｢今日は上司の方が来られないんだってさ。だからその下の人が来てる｣
そう言われ
『わかった。ちゃんとしっかり丁寧に、ね。』
田中｢頼んだわ!!｣
そう言いながら微笑む
『じゃあ。入るね。』
―――ガチャ
『初めまして、彩愛と申します』
と名刺を出す
？｢……どーも、｣
とだけ返され名刺を渡される
お客様の名前は渡辺翔太と言うらしい
『渡辺様、今日はお越し頂き有難う御座います。』
渡辺｢……｣
と渡辺様はずっとだんまりだ
『渡辺様……?』
そう聞くと
渡辺｢……あんた、キャバしてて楽しいの｣
こう聞かれることは少なくない
『……楽しいですよ』
渡辺｢あっそ、｣
聞いてたにも関わらず、返答は素っ気なかった
『……お酒は飲まれますか???』
渡辺｢いや、大丈夫です｣
あまりにも話が続かない
『えっと……今日、上司の方は来られてないんですね』
渡辺｢まぁ、あの人女好きだから。同い年だけど俺とは真反対｣
『渡辺様は、女性が苦手なんですか……???』
そう聞くと
渡辺｢……女は皆嫌いだよ｣
そう、悲しそうに でも 怒りに満ち溢れた顔で私を見てきた
『そ、そうなんですね……わ、私は大丈夫なんですか……???』
渡辺｢いや、普通に今吐きそうって思ってたけどあんたは案外大丈夫｣
そう言いながら優しく微笑んできた渡辺さん
もっと、気難しい方なのかと思いきや、普通に笑うし優しい人だった
『ならよかったです。もうこんな時間ですけどお休みにならなくて大丈夫なんですか???』
渡辺｢まぁ、一通り大きい仕事終わったし大丈夫｣
『お疲れ様です、渡辺さんはデザイナーの方でしたよね。どんな服を作られるんですか???』
渡辺｢男女の服。基本女｣
と、ぶっきらぼうに答えた
渡辺さんは女性の方が苦手なのに、どうしてなのだろうか
『渡辺さん……あの、』
渡辺｢なんで女嫌いの男が作ってんの???って思ったんだろ、｣
となんでもお見通しという顔で言われた
『まぁ、気になりました』
渡辺｢理由があるんだよ｣
そう、泣きそうな顔で言う渡辺さん
渡辺｢女嫌いでも、恋をした時に好きになった女に、俺が作った服、着て欲しいから｣
と、優しい笑顔で
綺麗な声でそう答えた
その頃ホールで、大変なことがあったなんて、まだ知らなかった
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つま(プロフ) - はじめまして。翔太くんのファンで一気によませていただきました。ここはぜひ、ハッピーエンドで終わらせてほしいです! (2022年4月27日 13時) (
レス) @page31 id: 2d2963fe2c (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 応援しています。 (2020年4月6日 17時) (レス) id: d502045974 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - こんにちは｡お話とっても好きです。私はストだと北斗君担、スノだと翔太君担なので、こういうお話をずっと探していました。とても良いお話で、感動して泣いてしまいました。｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡展開も3人が導かれているような運命的な方向にいって続きが楽しみです。 (2020年4月6日 17時) (レス) id: d502045974 (このIDを非表示/違反報告)
陽子(プロフ) - こんにちは！このお話めっちゃ好きで私のなかでのあの人がこうだったらいいなぁとか、そんな理想が詰め込まれた作品で好きです！(語彙力が無い)生徒会頑張ってください！ (2020年3月18日 7時) (レス) id: b280303fe6 (このIDを非表示/違反報告)
べべ(プロフ) - この小説めっちゃ好きなんです(泣)小さい頃に出会ってたのがしょっぴーってなった瞬間「ふぉぉおお！！」ってなりました笑 生徒会長頑張って下さいね！小説も生徒会長も応援してます！ (2020年3月18日 7時) (レス) id: 7a722df2d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海月 | 作成日時：2020年2月22日 23時
