【オリジナル】平安時代の割れ物

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「うーん…

勢いに任せすぎたな…」

風？台風？竜巻？大災害？みたくやってきた次の職は、あんまり詳細が分からない

いや、給料はそこそこいいんだけど！？いいんだけどもね！？


〜回想〜

「決定ですね！？決定しましたね！？

いやーよかった、よかった
この紙に書いてあるとこに来て下さいね

じゃ、失礼しますねー」

〜回想終了〜

短いっ

この強引に渡された紙には、時間ととある屋敷の住所が書かれている

なんか、引っかかんだよ

来てる俺も俺だけど


「…着いちゃった…」



京都の中心の方の屋敷だから予想はしてたっちゃしてたけど…



「でっけぇ…


四足門だ…」





もんげーでけぇ



塀の終わりが見えん…




つか、こんなでかい門いる？




「ねぇー、なんであの人門見てるのー？」

「しっ！ああいうのを変態というんです」

誰が変態だコラ
ちゃっかり聞こえてますよ

「へぇーそーなんですかぁー」

「門を舐めくり回す様に見る人は変態なんだー」

「変態さんは性癖が特殊なんですよねー」

「やーんへんたぁーい」


「オイコラてめぇ何しとんじゃ」

勝手に話を盛るな
この前の衛士野郎め

「ありゃ、バレちゃいましたね」

わざとらしくテヘッと舌を出しやがったので、可愛くないと一喝


つか、俺の性癖関係ねぇだろ
ちなみに至って普通だからね！？
つか、俺あれだから、、！言いたくないけどまだあれだから！

え？分かるよね！？察して！！


「いやぁ、本当に来てくれたんですね！」

「まぁ、仕事辞めちゃったからな」

天国への架け橋定食屋をね





「あ、あぁ紹介忘れていました、



…私は牛丸です。

よろしくお願いしますね？新人衛士さん？」

「？牛丸、あぁよろしく」

「では、ここは本門なので通用門に回りましょうか」


牛丸の案内で、四足門より一回り？二回り？小さい通用門へ









はぁ…俺…まだなんだよ…な………

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