Part10 ７人目は新一年生 (ページ36)

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480話　序の口ページ36

そしてまた木吉からのスタート

変わらず３人に囲まれる

木吉「…ッ！」

貴方「鉄平後ろ！」

木吉「！」

バンッ

少し気づくのが遅かった

今度は福井にボールを取られた

福井「速攻！」

ボールを投げた先には氷室がいた

小金井「氷室…！」

火神「行かせるか氷室！」

瞬時に前に出て止めに入る

氷室はジャンプしてボールを構えた

火神(ミラージュシュートか！？)

キュッ

火神「なっ！？」

飛ぼうと足に力を入れた瞬間、床に垂れた汗で足が滑った

火神(クソ…ッ

こんな時に汗で…っ)

氷室はもうボールを構えていた

火神「うぉぉぉぉぉぉぉ！！」

ワンテンポ遅いがジャンプしてボールに手を伸ばす

シュッ

ボールは打たれた

火神(ダメだこのタイミングじゃ間に合わっ…！)

その時指先が少しボールに触れた

火神・氷室「！？」

ガンッ

ボールは軌道がずれて入らなかった

「「オォォォォォォォォォッ！！」」

小金井「遂に火神が氷室を止めたぁぁぁぁ！！」

ボールを持った火神が着地をした

火神(違う今のは偶然滑って…

！そうかもしかしたら…)

火神は右は左へと交わし、パスを出した

ボールをキャッチしたのは木吉

木吉「！」

また現れたトリプルチーム

貴方「鉄平こっち！」

３人の間で苦しむ木吉に叫んだ

木吉は岡村と劉偉の間に入り込んでAにパスを回した

貴方「あらあら…」

日向は氷室にガードされ、火神と伊月は紫原の後ろ

貴方「だかさぁ聞いてます？

甘いんだよ

後ろにいる事気づいてますから」

福井「！？」

ダッ

右へと避け、手を交わした

Aの目は神の目が発動していた

真後ろにいてボールに手を伸ばしていたのは福井だった

貴方「無駄ですよ後ろから取ろうなんて

私には見えてますから」

シュッ

Aがまたボールを投げた

それは高い軌道でジャンプしても届かない

ガンッ

勢いよくゴールに入って行った

ピーーーーッ

「「オォォォォォォォォォッ！！」」

貴方「すみません少し力出し過ぎましたか？」

福井「……っ」

貴方「まっまだ序の口ですけど」