Part10 ７人目は新一年生 (ページ17)

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461話　トドメページ17

コートに入り、Aは外から黒子にパスをもらう

火神は岡村に抑えられ、自由に動けない

ボールを持つAを抑えるのは氷室と福井

男「すっげぇ迫力！」

男「押し潰されそうだ！」

青峰「そりゃそうだろ」

桃井「え？」

青峰「トドメ刺しに来てんだアイツらは

Aだってその事に気づいてるはずだぜ」

離れた場所で見ているアレックスも険しい顔をする

アレックス(ヤベェぜこれは

開始早々失点すれば誠凛の繋がった首の皮が切れる

この攻めが無得点で終わるようならジ・エンドだ…)

・

ボールを上や下、右や左に動かして撹乱させた後瞬時にパスを出した

福井「！？(これは７番のポストプレー！)」

ボールを持つ木吉の真後ろには紫原が張り付くように側にいた

木吉(ここは絶対に落とさん！)

紫原を交わすように右に体を回し、紫原が右を向いた瞬間に木吉は左へと移動してボールを構えた

紫原「はい？そんなんで交わせると思ってんの？」

木吉よりも後にジャンプした紫原はあっという間に高さを超えた

木吉「まさか！思ってないよ！」

木吉は一旦手を下げて紫原の腕の右側に投げた

紫原「！？」

岡村(本名はこっちか！

木吉と火神のコンビネーションアタック！)

フリーの火神がジャンプし、ダンクを決めようとしていた

ガシッ

火神「！？」

木吉をマークしていた紫原が着地した後、足の角度を変えてもう一度ジャンプした

火神の掴むボールを反対側から掴んだ紫原

降旗「紫原！？」

リコ(デカいだけじゃない！

なんて反射神経なの！？)

火神は力を振り絞り、下へと投げた

ガシッ

誰かがボールをキャッチした

荒木・陽泉「！？」

キャッチしていたのは黒子だった