Part10 ７人目は新一年生 (ページ16)

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460話　フィールドゴールページ16

リコ「まず確認よ

向こうのフォーメーションはツースリーゾーン

紫原くんの守備範囲は３Ｐエリア内全て

そこに他の４人を加えると…」

ホワイトボードにコートが書かれ、マグレットで選手を表す

河原「マジで隙ねぇ…」

降旗「どうやったら点取れんだよこんなの…」

リコ「紫原くんが真ん中に陣取ってるおかげで実際４人はこれより遥か広くに展開して外にもガンガンプレッシャーをかけてくる」

伊月「それでも３Ｐなら何とか決められるんじゃないか？」

貴方「フィールドゴールの確率は５・６割です

つまりリバウンドの確保は点数確保に直結します

ゴール下は確保出来て損はありません

それに…」

誠凛「？」

貴方「今は相手が福井さんや氷室さんだから良いです

しかし身長２ｍもの人が止めてくるとなると私のボールに触れてしまうかもしれません」

誠凛「！」

木吉「勝つ為にはどうしても中から取らなきゃダメだ」

黒子「あの…」

誠凛「？」

黒子「＿＿＿＿＿＿＿＿」

誠凛「え？」

貴方「(微笑」

・

桃井「大ちゃん早く早く！」

青峰「あ？何で俺まで来なきゃなんねぇんだよ」

桃井「買い物いきなりすっぽかしたの大ちゃんでしょ

埋め合わせぐらいしてよね

え！？」

青峰「？」

桃井は点差を見て目を見開いた

桃井「１８対６…！？」

青峰「おぉーおぉーギリギリも良いとこじゃねぇか

(とは言え驚いたぜ誠凛の攻撃力は決して緩くねぇ

それを第１クォーター６点に抑えたってのか？あの野郎)」

・

貴方「髪結んで」

瞬「はい」

ドリンクを飲むAの髪を櫛で梳かし、リボンで結んだ

貴方「ありがとう」

ブーーーーーッ

丁度休憩が終わり、第２クォーターに入る

瞬・春樹「お気をつけて」

貴方「えぇ」