Part12 マドンナはマフィア！？ (ページ10)

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骸の記憶ページ10

マーモン「これほどの幻術能力

お前どこで！？」

ドカァァァァンッ

マーモンの目の前に火柱が現れた

マーモン「！」

骸「クフフフッ地獄界にて」

マーモン「ふざけるなぁ！」

カンッ

マーモンは力を発揮し、一気に凍りつかせた

骸「クフフフフッ」

綱吉「ん…ぐ…っ

あ、頭が…っ」

獄寺「10代目！」

了平「沢田！」

貴方「い…いた…っ」

リボーン「姫！」

コロネロ「姫！しっかりしろ！」

バジル「姫様！大丈夫ですか！？」

Aは頭をかかえ、顔色を悪くしていた

貴方「(ﾊｧﾊｧ」

バジル「姫様！」

綱吉「頭が割れそうだ…っ」

貴方「バ…ジル…ッ」

バジル「姫様！ここにいますから！」

バジルはAを支え、コロネロとリボーンは寄り添う

山本「大丈夫かツナ？A？」

綱吉「何だこの感じ…っ？

あぁ…っ！！」

貴方「ん…っ…いっ…」

そんな2人の頭にある映像が流れ込んできた

・

ブクブクッ

水の中で吐く息の音

綱吉・貴方「！」

綱吉(ここ…どこ…？)

辺りは暗く、水の中

貴方(ここって…)

すると、ある1つの水柱が見えてきた

その中にいるのは酸素マスクをつけた骸の姿

綱吉・貴方「！」

貴方(骸…！)

綱吉(何…これ…？)

・

綱吉「ぐ…っ

頭の中に何か入ってくる…！」

貴方「(ﾊｧﾊｧ」

獄寺「10代目！姫！」

・

すると、また違った場面が出てくる

それは失敗した脱走の時の映像

千種『骸様もう追手が…っ』

犬『ダメれす逃げられないびょん！』

骸『クフフッ

さすが鉄壁と言われるヴィンディチェの牢獄

伊達じゃありませんねぇ

ここからは別れて各々で逃げましょう

僕一人なら何とかなるが、お前達がいては足手まといだ』

犬・千種『……』

綱吉(これは記憶…)

貴方(これ失敗した脱走の日の記憶…)

カチャッ

ヴィンディチエに捕まった骸

骸『……』

ｳﾞｨﾝﾃﾞｨﾁｪ『仲間を助けるため劣りになるとは…

まぁいい主犯はこの男だ』