カナヅチ ページ3
綱吉「！」
突然、綱吉の足がつった
後ろに倒れ、溺れ出す
獄寺「10代目！」
了平「俺が助ける！」
了平はカエルのようなポーズで飛び込んだと
体や顔、全面を水に打ち付けた
貴方「どんな飛び込み！？」
獄寺「なんつー無様な…」
山本「いっ…」
ハル「痛そうです…」
了平は沈んだまま、浮き上がって来ない
綱吉「だ、大丈夫ですか？」
綱吉の足は戻ったようだ
了平はクラゲのような、タコのような…
よく分からない動きを始めた
綱吉(何だこの動き！？
まさかとは思うけど…)
ハル「気持ち悪いです…」
貴方「もしかして…
泳げないの…！？(汗」
了平「泳いだ泳いだ！」
綱吉「やっぱり泳いでたの！？」
了平「最高だぞ！
沢田もひと泳ぎしたらどうだ？」
綱吉「助けに来たんじゃないんですか！？」
了平「あっ そうだ
泳ぐのが楽しすぎて、すっかり忘れていた」
綱吉(なんじゃそりゃ…)
了平「ガハハハハッ
あまりに気持ちよく泳いでしまうのも考えものだな
よし！俺が泳いで引っ張ってやるぞ！」
綱吉「も、もういいです
なんか痛みも消えるほどの衝撃だったんで…」
了平「ガハハハハッ
そっかそっか！俺の泳ぎにそこまで惚れ込んだか！(笑」
綱吉「(あの泳ぎで自信満々…
俺よりずっとめちゃくちゃなのに…
お兄さん見てたら 何つーか…)
自信湧いてきちゃった…」
山本「おぉ すげぇじゃん！」
綱吉「でも、こんな自信でいいのかな？」
貴方「この自信で泳げるようになれば
次は泳げた事が自信に繋がる
ツナくんの今の力になれば良いんじゃない？」
綱吉「Aちゃん…」
山本「お前なら大丈夫だよ ツナ」
貴方「そうよ ツナくん
きっと大丈夫よ 頑張って」
ハル「安心して自信持ってください ツナさん」
獄寺「10代目が泳げないっつーなら
世界中の誰も泳げてないっスよ」
綱吉「み、皆…」
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作者名：宝石姫
x他1人 | 作者ホームページ：http://onegaimymerodyi
作成日時：2019年4月4日 21時
