神の世界の姫は現在人間

Episode36 ページ37

Aはトトから貰った代わりの制服を着て外を歩いていた



貴方「あら…？」



前を歩いている２人に気づいた



貴方「おはようございます ロキさん トールさん
お早い登校ですね」



ロキ「まぁね 帰宅部の朝練」



貴方「はい？」



ロキ「でもこれってただの散歩じゃん」



トール「お前が始めたんだろ」



ロキ「そうだけどさぁ…」



トール「にしても天王寺 何でいつもの制服と少しデザインが違うんだ？」



貴方「これはトトから貰った物です 朝から水を被ってしまったので…」



トール「水を？」



ロキ「何でぇ？」



貴方「まぁ それを話すと少し長くなるんですが…」



ディオニュソス「待ってたよ」



貴方「？」



顔を上げると前にはアポロンとディオニュソスが立っていた



アポロン「新しい制服借りれたんだね！妖精さん！」



ディオニュソス「さっきのお詫びを言いたくてね」



貴方「お気になさらず
あの時は荷物を持っていなかったので幸い被害は最小限でしたから
それに私のせいでもありますから…」



「「？」」





・





Aはロキ達と別れ、アポロンとディオニュソスに事情を話した



ディオニュソス「あぁ そういう事ね」



貴方「はい ハデスさんが呼んだ不幸だそうです」



アポロン「確かにハデスおじさんは冥府の王だもんね…」



貴方(冥府の王か…
出会った頃のハデスはそればっかり気にして私から距離を置いてばかりだったっけ…)

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