Episode34 ページ35
ハデス「どうした?聞こえなかったのか?」
貴方「…私は今までたくさんの大切なものを手放してきました
それが相手にとって一番良い事だと思ったから
そして私は大事な恋人まで失った
私は今も彼のいない…存在しない世界で生きてるんです
これ以上の辛い事なんて私にはありませんから…」
ハデス「…例えそうだとしてもだ
今お前は自ら不幸に飛び込もうとしている どういう神経だ?」
貴方「私はあなたのおかげで星の魅力に気づけた
同時に星について詳しく知りたいと思えた
それに1人で見るよりも2人の方が想いも分かち合える 誰かと一緒の方がきっと楽しいですよ」
ハデス「…勝手にしろ」
貴方「! ありがとうございます(微笑」
コンッ
貴方「痛…ッ」
Aの頭に飛んできたボールが直撃した
ハデス「だ、大丈夫か…!?」
貴方「は、はい…」
バルドル「ごめん Aさん!」
ボールを飛ばした犯人はバルドルだったようだ
Aに駆け寄ると突然両手を握り締めて来た
貴方「?」
バルドル「あぁ…きっとあなたの魅力にボールが引き寄せられてしまったんだね
痛かったでしょ?大丈夫かい?」
バルドルはAの頬に触れ、顔が少しずつ近づいて来た
バルドル「心配で胸が潰れそうだよ…」
貴方「大丈夫ですから
当たった時、一時的に痛みを感じただけですから
それではハデスさん 待ち合わせは部室で良いでしょうか?」
ハデス「好きにしろ」
貴方「それじゃ待ってますね」
コンッ
貴方「痛…ッ」
今度は別のボールが飛んできて頭に直撃した
アポロン「あぁっ 大丈夫かい!?妖精さん!本当にごめんね!
代わりに僕にボールを打って良いから!打って良いから!」
Aの肩を掴み、揺らして来た
貴方「いえ それは結構ですので…」
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和泉梓 - もう更新はしないんでしょうか?続きが気になります。 (2020年5月7日 16時) (レス) id: 451b0d7f40 (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯姫(プロフ) - 神々の悪戯大好きです(〃´ω`〃) (2020年1月13日 21時) (レス) id: fa347de985 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです(≧∀≦)続きが、すごく気になります(≧∀≦)これからも、頑張って下さい(≧∀≦) (2018年6月29日 23時) (レス) id: 139ce4a76e (このIDを非表示/違反報告)
宝石姫(プロフ) - 黒百合さん» どの作品でしょうか?作品によってはもう一度書き直ししようと思います。そんな風に言ってもらえて嬉しいです! (2018年4月13日 1時) (レス) id: bcd46c4b75 (このIDを非表示/違反報告)
黒百合 - 宝石姫さん、いつも小説見てます。失礼ですが、消えてしまった作品を、もう一度書いてはくれませんか?とても好きでして・・・! とても理想的な作品です。楽しみにしています!! (2017年7月27日 22時) (レス) id: a114e2161a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宝石姫 | 作者ホームページ:http://onegaimymerodyi
作成日時:2016年4月19日 22時