マドンナはマフィア！？

腹痛の理由 ページ22

in保健室









山本「あれ？ 保健の先生いないな〜

俺探してくるよ」








綱吉「うん お願い」








山本は保健室を出ていった








綱吉「リボーン なんなんだよ


あの人が獄寺くんのお姉さんって

それにあの料理！」








貴方「あの人は『毒さそりビアンキ』

フリーのヒットマンよ


得意技は毒入りの食べ物を食べさせる『ポイズンクッキング』」








綱吉「また変なの来たーー！！！」








リボーン「ちなみに俺の愛人でもある

(いつか姫を本妻にするけどな)」








綱吉「お前意味分かって言ってんのか！？」








獄寺「…ひ…め……」








貴方「隼人！」








獄寺はゆっくりと目を開けた








貴方「大丈夫？」








獄寺「はい…」








綱吉「獄寺くん 目覚めたんだよかった…」








獄寺「すいません 10代目…姫…」








綱吉「大丈夫？ 獄寺くん」








獄寺「みっともないところ お見せしてしまって

俺 姉貴の顔を見ると…」








綱吉「どういう事？」








貴方「そこからは私が説明するわ」








綱吉「じゃあお願い」








貴方「あれは隼人が6歳になった時…


隼人の城で盛大なパーティーが開かれたの

私も家の関係に出席する事になったの」








綱吉「城！？獄寺くんて実はお坊っちゃん？

家の関係で出席！？

Aちゃんってお嬢様！？」








貴方「隼人はみんなの前でピアノを披露する事になったの

その時、ビアンキが初めて隼人のためにクッキーを焼いたの」








隼人「後でわかったんですが

姉貴は作る料理が全てポイズンクッキングになる才能の持ち主だったんです」








綱吉「どうなってんのそれーー！！」








貴方「そのクッキーを食べたせいでピアノはこの世のものとは思えない演奏になった

けど大人達は…」









・









男『素晴らしい！！』





男『前衛的だ！！』





男『天才だ！！』





男『ブラボー！！』









・









獄寺「気をよくした父は発表会をさらに増やし」









・









父『ビアンキ 隼人のためにまたクッキーを頼むよ』





小ビアンキ『はい お父様』









・









貴方「その後の発表会の度に隼人はビアンキのクッキーを食べさせられたの


その恐怖が体に染み付いて

今では隼人はビアンキの顔を見るだけで腹痛が起こるようになった」








綱吉「悲劇だーー！！！」

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