幼馴染も水泳少女

Episode5 ページ6

in屋上







真琴「ホント…何年ぶりだろ？

スイミングクラブが閉鎖してから会わなくなったもんな」





渚「うん

僕 ハルちゃん達と別の学校だったから余計にね」





貴方「そうね…」





渚「あ プールの側に桜の木があるんだ！

たしかハルちゃん達の小学校のプールにも桜の木があったよね」





遙「だから ちゃん付けはやめろって」





渚「だってハルちゃんはハルちゃんだし」





貴方「遙 諦めな

渚に何言っても意味ないわよ」





真琴「だけど あのプール使われてないんだ

水泳部もない」





渚「それじゃあ今はどこで泳いでるの？」





遙「競泳はもう辞めた」





渚「え！？なんでなんで？

高校に入ったらまたハルちゃんやひぃちゃんと泳げるの楽しみにしてたのに…！」





遙「いつまでも子供じゃないし

小学校の時みたいにはいかないんだよ」





渚「ハルちゃん…」





貴方「でも 競泳をしないだけで、水は好きよ

遙は水なしじゃ生きてけないでしょ


夏は海で泳ぐし」





真琴「今日だって朝から風呂場で水につかってたしね」





渚「それ水泳関係なくない？

ただのお風呂好きじゃ…」





貴方「お風呂とは違うと思うけど…

つかってたの、水だし…」





渚「あ だったら、温泉部とかいいんじゃないかな？

作ろうよ 温泉部！」





遙の制服を掴み、揺らす





遙「湯辺りするからイヤだ」





渚「ひぃちゃんは！？」





貴方「温泉部なんてイヤ」





渚「だったら((貴方・遙「イヤ/だ」」





渚「まだ何も言ってないよ！」

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