To Diana

11日目の大きな同類 ページ11

猫生活11日目。
めちゃくちゃ大きな同類に出会いました。



JN「可愛い〜(*^^*)」
SC「……お前らもしかして会話してる？ㅋㅋ」
WZ「してそう」



私を赤ちゃんのようにブランケットごと抱っこしてくれている手は、ものすごく大きい。

私の体なんて片手で潰せるんじゃないかってくらい。



恐ろしく顔立ちの整った猫目のこの人は、ジュンさんというらしい。

ジュンさんは、めちゃくちゃ猫語で話しかけてくるタイプの人だった。

何言ってるのかは全然わからないけど。
なんか、楽しい。



SC「猫じゃらしだよ〜」



私に猫じゃらしを振るタレ目のイケメンはスンチョルさん。
この人もめっちゃ大きい。

スンチョルさんもジュンさんも猫好き、というか動物好きらしい。

なんだか目の前でチラチラと物が動くと触りたくなってしまう。
これも猫の本能なのか。



SC「ほれっ」
JN「わあ可愛い〜！」



ジュンさんに抱っこされたまま、スンチョルさんが振る猫じゃらしに猫パンチを食らわす。
これも楽しい。



JN「みゃ〜お？」
『みゃ〜お』
SC「なんて言ってんの？ㅋㅋ」
JN「ん〜多分だけど、お腹空いたからササミくれって」



いやなんで合ってんだ。
本当に今ササミくださいって言ったんだけど、すごいなこの人。



WZ「ほれ、ササミ。ちびすけ、今日のササミはそれで最後だからな。ちょっと食いすぎ」
『みぃ〜ぅ』
SC「今のはなんて言ってんだ？ㅋㅋ」
JN「ちゃんと運動するのでもっとください！って聞こえた」



いやだからなんで全部合ってんだ。

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