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SC「〔事務所とはもう話がついてるから、今日か明日中には公表されることになると思う〕」
JH「うん、わかった。……あの子に電話しても、大丈夫かな」
SC「〔……そうだな。あんまり無理させるわけにもいかないから……でも少しなら、大丈夫だ思う。お前からも何か声掛けてやってくれよ、アイツの背中を支えてやってくれ〕」
JH「うん、わかってる。そのつもり」
SC「〔俺は予定通り明日立つよ。本当はもう少し傍にいてやりたいんだけど……〕」
JH「うん、それは仕方ないよ。気をつけてね」
SC「〔ああ、じゃあまた〕」
プツッと通話が切れる。
ああ、可愛いウリエギ。
一人でどんなに辛かったことだろう。
できることならば、よく頑張ってるねと抱き締めてやりたいのに。
そばにいてやれないのがもどかしい。
だからこそ、少しでもあの子の戦う力となれるように、俺もできることをしなきゃ。
大丈夫、大丈夫。
あの子ならきっと。
俺達がまず信じないで、誰が信じるんだ。
DN「ジョンハニヒョン」
背中に声が飛んできて振り返れば、そこにはディノが立っていた。
ここは練習室。
他のメンバーの視線も、全てこちらに向いていて。
DN「……活動休止って……誰のことですか」
JH「……ディノヤ、」
DN「ヌナじゃないですよね…？違いますよね、ヒョン」
ディノの声が震えている。
切羽詰まったような口調だ。
……ああ、これが俺の仕事だね、スンチョラ。
突き刺さる視線。
張り詰めた空気。
" 頼むから違うと言ってくれ。"
" Aのことじゃないと、言ってくれ。"
そう願っているであろう弟達。
彼らに全てを伝えなければならない。
俺は、彼らの願いを打ち砕くことになる。
正直、俺には荷が重い仕事だ。
年長者として、言伝を受けた者として冷静に、弟達をあまり動揺させないように。
ぐっと唾を飲み込んで、口を開く。
口の中が酷く乾いている。
JH「……Aがしばらく休むことになった。右耳が突発性難聴になったみたいで、日本で治療に専念するって」
顔を上げるのが怖かった。
上げた先には、きっと。
JN「……っ、」
WN「ジュナ、」
弟達のショックを隠しきれない顔が、目に入るから。
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来栖(プロフ) - てじさん» てじさん、いつもありがとうございます。まだまだ書きたいお話がありますので、サジャシリーズは頑張って続けていきます！💪 (2022年10月1日 17時) (
レス) id: 3b73c7ec64 (このIDを非表示/違反報告)
来栖(プロフ) - 揚羽さん» 揚羽さん、いつもありがとうございます！嬉しいです、凄く励みになります😢 (2022年10月1日 17時) (レス) id: 3b73c7ec64 (このIDを非表示/違反報告)
来栖(プロフ) - Haさん» Haさん、いつもありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです😢 本編が完結しても番外編としてお話を書き続けていく予定ですので、読んでいただけたら嬉しいです☺️ (2022年10月1日 17時) (レス) id: 3b73c7ec64 (このIDを非表示/違反報告)
てじ(プロフ) - サジャのギャグネタほんとに面白いから続くの楽しみ😂パルちやん強い子だからきっと大丈夫だよね🥺 (2022年10月1日 8時) (レス) id: 677831959c (このIDを非表示/違反報告)
揚羽(プロフ) - ゴセネタ、番外編で続くんですね！ギャグ満載のゴセ大好きなので嬉しいです！！ (2022年9月30日 21時) (レス) @page50 id: f89d446e74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来栖
| 作成日時：2022年9月5日 19時
