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不安 (JN side) ページ36

2021年1月上旬。


今日は、going seventeenの撮影日だ。

1時間くらい前から全員楽屋入りして、衣装やメイクをしてもらっているのだけれど。



JN「……?」
SC「……ん?なんだ?」



何やら、急に楽屋の外が騒がしくなった。
バタバタと人が行ったり来たりしているようだ。

俺たちだけでなく、メイクさん達も不思議そうに顔を見合わせて首を傾げている。

ドアが閉まっているから、騒ぎの内容まではこちらには聞こえなかった。


だけど、その数分後。



MN「失礼します、お忙しいところすみません!スンチョルさん少々こちらへ、至急お伝えしたいことが……!!」



バタンとドアが開いて、マネヒョンが入ってきた。

飛び込んで来た、という表現が正しいかとしれない。
いやに焦っている様子だった。


マネヒョンに呼ばれて楽屋を出て行ったスンチョリヒョン。

……どうしたんだろう。



JH「なんだろうね?」
JS「うーん…」



ヒョン達も顔を見合わせている。



……俺だけなのだろうか。

何か、とてつもなく嫌な予感がするのは。



俺が少しでも不安になった時、毎回誰よりも早く気づいてくれるのはAだ。

だけどAは、今ここにいない。
衣装合わせのために別室に移動しているからだ。

同じ建物内にはいるのに、この空間にAがいないだけで嫌な予感が拭い切れず、酷く不安だった。






スンチョリヒョンが楽屋に戻ってきたのは、それから15分くらい経ってからのことだった。

その表情は、かなり厳しい。
あんなに険しいヒョンの表情を見るのは何年ぶりだろう。





SC「……Aのおばあさんが倒れたらしい。今は入院中で、かなり危険な状態だそうだ」


JN「えっ…」





ひゅっと短く息を飲む音があちこちから聞こえる。


Aのおばあさん。
ほんの数回しか会ったことがないけれど、凛とした上品な雰囲気がAとそっくりな人だっだった。

そして何より、Aにとって唯一の血の繋がった家族で。


・→←始まりは、音もなく (JN side)



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来栖(プロフ) - てじさん» てじさん、いつもありがとうございます。まだまだ書きたいお話がありますので、サジャシリーズは頑張って続けていきます!💪 (2022年10月1日 17時) (レス) id: 3b73c7ec64 (このIDを非表示/違反報告)
来栖(プロフ) - 揚羽さん» 揚羽さん、いつもありがとうございます!嬉しいです、凄く励みになります😢 (2022年10月1日 17時) (レス) id: 3b73c7ec64 (このIDを非表示/違反報告)
来栖(プロフ) - Haさん» Haさん、いつもありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです😢 本編が完結しても番外編としてお話を書き続けていく予定ですので、読んでいただけたら嬉しいです☺️ (2022年10月1日 17時) (レス) id: 3b73c7ec64 (このIDを非表示/違反報告)
てじ(プロフ) - サジャのギャグネタほんとに面白いから続くの楽しみ😂パルちやん強い子だからきっと大丈夫だよね🥺 (2022年10月1日 8時) (レス) id: 677831959c (このIDを非表示/違反報告)
揚羽(プロフ) - ゴセネタ、番外編で続くんですね!ギャグ満載のゴセ大好きなので嬉しいです!! (2022年9月30日 21時) (レス) @page50 id: f89d446e74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:来栖 | 作成日時:2022年9月5日 19時

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