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「 ─── 最後はプレディス大学とカラット大学の学生さんたち、" ハッピーウイルス " です！」
司会の方の紹介で、みんなと小さなステージに上がる。
SG「ヒョンー！ヌナー！」
DN「Aヌナだ！」
VN「Wow」
ああ、あの子たちも来てくれてたんだ。
一番最初に視界に入ってきたのはスングァン達高校生組、というのもまるで小さい子みたいに大きく手を振ってくれていたから。
その次に目に映るのはお馴染みのメンツ。
「わー！！」と歓声を上げて立ち上がりかけたミンギュとハユンをスンチョリオッパが押さえている。
ストッパーが1人で大変そう。
スニョンとロアはにこにこで拍手。
ジュンはスングァン達に負けじとブンブンと大きく手を振ってくれて、その横ではミョンホとウォヌが小さく笑ってる。
他にも前の方にお客さんは結構いるのに、やっぱりみんなが一番に視界に入ってくる。
小さくだけど、手を振り返しておいた。
DK「こんにちは、ハッピーウイルスです！今日はみなさんにハッピーを届けに来ました！」
えへっと可愛らしく笑うソクミンは確実にお年寄りキラー。
飛んできた「可愛いー！」という声はスニョンとハユンのものだったけれど。
ハユンたちは賑やかし要員の才能がありすぎる。
だけど、おかげで余計な緊張は解れた。
DK「生きていれば誰だって、たくさんの不安に出会います。そんな時に駆けつけられるような人でありたくて、この歌を大好きな先輩と一緒に歌うことにしました」
JH「高い山も深い谷も広い川も、僕達が会うための妨げにはなりません。必要とする時は、どんなに遠くにいてもいつでも僕達を呼んでください。必ず、歌に乗せて幸せをお届けします」
WZ「では、聞いてください。『Ain't no mountain high enough』」
ふっ、とそれは無意識だった。
客席から視線を逸らして、隣にいるジスオッパの顔を見てしまったのは。
気づいたオッパは、目を細めて笑ってくれる。
" 大丈夫 "
大学祭のあの時みたいに、小さく彼の口が動いた。
自然と口角が上がる。
この感覚は一体なんだろう。
高校生の時、ステージに立つ度に感じていたのは程よい緊張感と情熱だった。
だけど、今は……安心感。
そんなものを感じる。
ジスオッパに、「大丈夫」と言ってもらえてからは。
そっと、静かに目を閉じる。
聞き慣れたイントロが聴こえて、パッと目を開けば、そこは煌びやかな世界。
ずっと、歌と共に、この世界で生きていたい。
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来栖(プロフ) - miyukicheeseさん» miyukicheeseさん、ありがとうございます！とても励みになります😭 更新頻度にムラがあると思いますが頑張りますので、最後まで見守っていただけたら嬉しいです☺️ (2023年3月8日 22時) (
レス) id: 3b73c7ec64 (このIDを非表示/違反報告)
miyukicheese(プロフ) - いつも楽しんで読ませていただいてます！続きが、続きが！！とても気になります！お体に気をつけてお過ごしください🍀*゜更新楽しみにしてます！ (2023年3月8日 11時) (レス) @page20 id: f1f2a97f56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来栖
| 作成日時：2023年2月9日 18時
