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『……なんか変なキノコでも食べた？』
WN「いや失礼すぎるだろ」
どう返せばいいか分からなくて、少しふざけてしまう。
頬と耳に当たる秋の風が、なんだかくすぐったい。
WN「……もう遅いから早く行きな」
『えっ、あ、うん。じゃあまたね』
WN「ん。おやすみ」
『お、おぉ、おやすみ』
WN「なんでそんなにどもってんのㅋㅋ」
なんか、慣れない。
むず痒いというかなんというか。
ウォヌの低くて優しい声が、くすぐったくて仕方がない。
それに耐えきれなくて、小さく手を振ってから慌ててマンションの中へと入った。
だけど部屋に戻ってから、「気をつけて帰ってね」と言い忘れていたことに気づいた。
私は案外こういう言い忘れを気にするタイプだ。
作り置きのおかずをレンチンする間、カトクでそのメッセージを送る。
でも、いつもは秒速で既読が付くはずなのに今日は付かなかった。
この時の、ちょっとした違和感。
こういうのは見逃してはいけないんだと、私はこの翌日に学ぶことになる。
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来栖(プロフ) - miyukicheeseさん» miyukicheeseさん、ありがとうございます！とても励みになります😭 更新頻度にムラがあると思いますが頑張りますので、最後まで見守っていただけたら嬉しいです☺️ (2023年3月8日 22時) (
レス) id: 3b73c7ec64 (このIDを非表示/違反報告)
miyukicheese(プロフ) - いつも楽しんで読ませていただいてます！続きが、続きが！！とても気になります！お体に気をつけてお過ごしください🍀*゜更新楽しみにしてます！ (2023年3月8日 11時) (レス) @page20 id: f1f2a97f56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来栖
| 作成日時：2023年2月9日 18時
