月明かり ページ8
夕食のカレーは大して美味しくなかった。
いつも半分以下しか食べないからいいけど
広い一人部屋は暗くて淋しい。
ふと、窓に目を向ける。
空には、星が出ていた。シリウス。
お母さんが一番好きだった星。
無意識に手を伸ばしてみる。
月明かりに照らされて、腕が青白く光る。
ふと、思い出して棚の方に目を向ける。
棚には、スケッチブックと色鉛筆しか置いてない。
いや、必要ないから。
病室に居る時ならば、ぼーっとしてるか絵を描いてるかのどちらか。
私は、スケッチブックを手に取った。
『ガラッ』
その時、いきなりドアが開いた。
誰かが入ってきた。
暗くてよく分からないので電気を付けた。
すると、一人の男の人がこちらを向いて立っていた。
――櫻井翔･･･？
A「･･･翔さん･･･？」
翔「くん付けがイイってば」
翔くん･･･彼はニコッと笑った。
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翔love優衣(プロフ) - すごくおもしろいです！ (2011年3月3日 21時) (
レス) id: e8df4ad71c (このIDを非表示/違反報告)
綾名(プロフ) - 更新頑張って！ (2010年12月2日 16時) (レス) id: 92ad3518d9 (このIDを非表示/違反報告)
木野美也(プロフ) - “リーダー☆”さん、コメントありがとうございました！ (2010年11月28日 22時) (レス) id: 92ad3518d9 (このIDを非表示/違反報告)
木野美也(プロフ) - 感想、もうちょっとこうした方がいいよって言うのを、どんどんお待ちしております！ (2010年10月5日 21時) (レス) id: 92ad3518d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千遥、穹。
