二十四刻 ページ5
〜千鶴の話飛ばします〜
千鶴様の話を聞き終わり、俺はA様が一度だけ雪村綱道について話してくれた事を思い出す
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いよいよ京に行く前日、俺は南雲の里で素振りをしていた
A『綱道が消えた一月後に千鶴は来る』
俺は素振りを止め、A様の方を見る
左京「それは、俺が、潜入する、浪士集団と、関係、あるのですか？」
俺がそう問えばA様は、ハハハと笑った
『お前の言葉はほんと聞き取りづらいな。まあ、関係はあるかな。
綱道は幕府からの密命を受け、京にあるその新選組を実験台にするみたいだよ』
ちなみにこの情報はすべて佐吉さんが調べ上げた物だ。しかもまだ当の本人達も知らないと言うのだから、驚きだ
『にして人間は酷いね。自分達を守ってくれる人達を実験台にしちゃうなんてさ』
遠くを見るような目でA様は言う
−−−−−−−−−−−−−−
「−さーーくー。先々君」
昔の記憶に沖田さんに呼ばれ現実に戻される
「すいま、せん。何の話、ですか？」
「だから、千鶴ちゃんを誰の小姓にするかって話だよ」
「いえ、俺は、無理、です」
千鶴様を小姓にしようだなんて、あとでA様に知られでもしたら「千鶴をこき使おうだなんて、いい度胸だね」静かに怒れるのが簡単に想像できる
「じゃあここは言いだしっぺの土方さんに決定だね」
いつの間にやら話が進んでいたらしい
「あ、先々君。千鶴見張るの先々君に変わったから」
「どうして、俺、ですか？」
何かやらかしたか俺
「先々君朝居なくなったでしょ、だからだって」
それを聞いて俺はハアーと息を吐いた
「分かり、ました。雪村さん、部屋に、帰りますよ」
本当は千鶴様と呼びたいけどそれだと怪しまれてしまう。だが雪村さんなら自然で、誰にも怪しまれない
「は、はい」
返事をして付いて来る千鶴様を背に俺は暗い廊下を歩き出した
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新選組(プロフ) - ダメ人間さん» 面白いと言っていただけて、嬉しいです。これからも頑張らせていただきます (2015年5月1日 22時) (
レス) id: 188fe80e21 (このIDを非表示/違反報告)
ダメ人間 - 面白かったです！更新がんばってください(=^ェ^=) (2015年5月1日 22時) (レス) id: a4a1923c1c (このIDを非表示/違反報告)
琴ノ羽(プロフ) - 新選組さん» 応援してます〜！ (2015年3月19日 19時) (レス) id: 71d13df4a4 (このIDを非表示/違反報告)
新選組(プロフ) - 琴ノ羽さん» そう言っていただけて嬉しいです。更新、頑張らせていただきます (2015年3月19日 11時) (レス) id: 57df6a0ef0 (このIDを非表示/違反報告)
琴ノ羽(プロフ) - 千鶴ちゃん可愛すぎるぅ！更新楽しみにしてます！あたしの天使をなにとぞよろしくお願いします(*^▽^*) (2015年3月19日 6時) (レス) id: 71d13df4a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：新選組 x他1人 | 作成日時：2014年5月5日 13時
