すとぉりぃ拾肆 ページ15
『うぅ……待ち合わせに遅れる……』
おはようございます。僕はAです。
本当誰か、助けて……へるぷみー
今僕は乱と清光に抱き着かれてて学校に行けないんだ……
離れたくないって言ってくれるのは嬉しいけど、これじゃあカズを待たせてしまう。
それに今日は朝会があるから早めに行かないと行かないんだけど……
『大丈夫だよ。ちゃんと帰ってくるから、ね？』
清光「ふえっ、ほんと……？早く帰ってきてね！」
乱「急いで！すぐに帰ってきてね！ボクたち待ってるから！」
『うん、必ず。じゃあ、宜しくね』
安定「任せてよ！安心して勉強して来てね」
後のことは安定に任せて、玄関へと向かう。
玄関には大きな姿見があって、僕はその前で１度目を閉じる。
５秒も経たないうちに目を開けると、そこには控えめに微笑む、城之内財閥の一人息子、城之内Aの姿があった。
『じゃあ爺。行ってきます』
爺「行ってらっしゃいませ、お坊ちゃま。」
いつも見送りは爺だけ。
前は他の使用人もいたんだけど、なんで爺だけになったんだっけ……
玄関のドアを開けると、秋の少し冷たい風が当たった。
もうすぐで１０月。
行く先にいる近所の人たちに挨拶をしていくと、いつもの場所に、いつもの人影があった。
『カズ！おはよう』
カズ「ん？おぉ、はよ」
赤いイヤホンを外したカズは、眩しい笑顔で挨拶を返してくれる。
本当に、どうしてこんなにいい人が僕の友達なんだろう。
何を聞いていたのか聞くと、聞いてみるか？とイヤホンを差し出された。
素直に受け取って耳にはめると、カズはスマホをいじる。
不意に流れ込んで来たのは、カズらしくなくて、カズらしい曲。
最初は、よくあるポップスのように聞こえたけれど、中盤になるにつれて、
悲しみも含んだような、切ない歌詞が特徴的。
表すなら、「青春」の様な。
前に、「A君は、カズが好きなの？」とクラスメイトに聞かれたことがある。
その時は、好きだけれど恋愛的な意味ではない、と言ったけれど、
彼のする事に一喜一憂し、ことある事に彼を思い浮かべる僕は、
彼に恋してると言っても過言ではないのかもしれない。
馬鹿な事を、と軽く頭を振って、休日中に来た彼らについて話すことにした。
＊＊＊＊＊＊＊＊
なんか後半一人語りですみません
いきなり変な空気になって自分でも何だこれ状態です
その内カズの本名公開予定です！
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きつつき！(プロフ) - ナナさん» わぁ……！(歓喜)ありがとうございますありがとうございます！！最高だなんて勿体ないお言葉……！更新スピード頑張ってあげます！！ (2017年2月19日 17時) (
レス) id: e777c39756 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - 最高です！これからも更新頑張って下さい！心から応援しています！ (2017年2月19日 12時) (レス) id: 5830a60ae0 (このIDを非表示/違反報告)
きつつき！(プロフ) - アーモンドチョコさん» わぁあ〜っコメントありがとうございます！可愛くなってるかな？と心配だったのでそう言って頂けると嬉しいです！頑張ります♪ (2017年1月29日 1時) (レス) id: 45c1c781fa (このIDを非表示/違反報告)
アーモンドチョコ - とっても面白いですね！ 男士たち本当に可愛いです/// これからも頑張ってください！ (2017年1月29日 0時) (レス) id: 8f9fedbf93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きつつき！ | 作成日時：2017年1月5日 18時
