story３０ ページ31
ドドドドッ
粟田口兄弟と談笑していると、廊下から大きな足音が聞こえた。
走っているようで、僕は勝手に恐怖を感じ骨喰くんの後ろに隠れた。
守るとかほざいてたくせにって、ちょっと見逃してほしいな←
清光「終わった？！ねぇ主終わったッ？」
『えっ、どうしたの清光。っわぁ！』
いきなり抱き着いてきた清光を支えると、清光は僕の方に顔を押し付けた。
寂しかったのかな？と頭を撫でてあげると、更に抱きしめてきた。
可愛い……、けど流石に苦しいよ……、へるぷっ！
清光は人１倍愛に敏感なのか……、後で沢山構ってあげよう。
安定「ごめん主っ、ここに清光来てな……、っておいこらブス！離れろよ！」
清光「やだやだっ、あーるーじーっ！！」
じたばた暴れる清光をどうするかと考えていると、安定に頭を叩かれて部屋から引きずり出された。
こわ。安定は敵にしたくないね…
そして粟田口兄弟と別れ、自室へ戻るとゴソゴソと何かいじる音がした。
……泥棒？？強盗？？えっあの僕盗まれたら大変なのって家族くらいしか持ってないんすけど……
あ、政府からのメール残ってたや。ダメじゃん。
『僕の部屋つまらないものしかないよ……』
？「そうでもなかったよ。」
バッと軽く下を向いていた顔を上げると、僕の部屋の障子が開かれ、刀が１振り立っていた。
初めて話す彼は、僕に対してあからさまな敵意をぶつけることは無く、妖しくにやりと笑った。
何を言われるよりも恐怖を感じる状況に、僕は思わず顔がひきつった。
「君に会いに来たけどいなかったから、勝手に上がらせてもらったよ。
君とは話しが合いそうだよ。」
『えっと……、貴方は、にっかり青江さん……？』
僕の質問に答えず、また笑う。そうまさに、〈にっかり〉と。
「話しが合いそうだ」と言ったけれど、こうして何を考えているか分からないのが一番怖いと、
青江さんは気がついているのだろうか。知っていてそうしているのかも知れないけど。
取り敢えず僕はこの状況から抜け出せる話術 コミュ力なんて持ち合わせていない。
えっこれ相手が折れるまでずっとこんな感じなの……？？
めちゃめちゃシュールじゃね？？あそうでもない、さいですか←
『…………あの、部屋もっかい入りません？？
中で話しましょうよ。僕何もしないし何も出来ないので。』
掌を見せてそう促せば、「そうしようかな、」と頷いた。
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梶屋 - 一番面白いとこで更新止まってる…………和睦の道はないのでしょうか。 (2018年8月24日 8時) (携帯から) (
レス) id: 46e1741f78 (このIDを非表示/違反報告)
きつつき！(プロフ) - ロワです。さん» 同じですね！今後そう言った場面を入れていきたいと思っていますので楽しみに待って頂ければと思います！ (2017年3月18日 23時) (レス) id: e777c39756 (このIDを非表示/違反報告)
ロワです。 - 私も抹茶やチーズ好きで、きのこ嫌いですよ〜！！ (2017年3月18日 19時) (レス) id: 8d6b86ff12 (このIDを非表示/違反報告)
きつつき！(プロフ) - コメントありがとうございます！抹茶いいですよね……夢主くんと同じものが好きということは私と一緒((( がんばって更新しますのでどうぞよろしくです！ (2017年3月6日 6時) (レス) id: e777c39756 (このIDを非表示/違反報告)
ヒビキ(プロフ) - 面白いです。夢主君の台詞が滅茶苦茶カッコイイ！きつつき！殿抹茶好きですか！僕も抹茶、大好きなんです！好きなものが一緒で、頬が緩んでしまいました(笑)次回楽しみにしています！ (2017年3月6日 0時) (レス) id: 9ddb2aed53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きつつき！ | 作成日時：2017年2月13日 22時
