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知らない ページ21

※オリジナル

蒼「Aさんからお土産もらったとか、
お茶したとか…あ、前にお洋服を選んであげたら
とても喜んでくれたとか!!!」

『毛利さーん、そんなん自慢しないでください』

蒼「わたしがお会いした時は
いつも、ムスっとしてて
向島さんを怒ってる毛利さんでした。
ほんとはお優しいのに、もったいないな…と
でも、Aさんとお会いしてから
いろんな毛利さんが見れて嬉しいんです。」

『うーん。お役に立ててるならいいですかね
というか、毛利さんって
そんなに怖い人だったんですか。』

蒼「ええ…あまり表情が変わる方では
ありませんでしたよ?」

『考えられない…
教えてくださってありがとうございます。
知らない毛利さんが聞けて少し面白かったです。
…そして恥ずかしかったです…』

蒼「Aさん、あの…
そのかわりといったらなんですが…
職場の坂本さんについて教えてくださいませんか」

『坂本さんですか?
昔はいつも系さん…えっと先ほど蒼波さんが
飛ばした方にビクビクしてました。
お仕事辞めたいくらい怖かったんです。』

蒼「そんなに…どうしてですか?
お仕事で失敗が多くて怒られたとか?」

『いいえ。系さんの口癖が…怖くて
怒ってるように聞こえるんです…
それを間に受けてしまって…』

蒼「まあ…!なんて酷い方!」

『すみません…』

私が代わりに謝ります。
系さんが大変失礼致しました…

蒼「なのに、何故坂本さんはまだ彼と
一緒に居られるんですか?」

『坂本さんは強くなったんです!
系さんに言い返せるくらい!』

蒼「素敵です…そんなにお強い方なんですね
知らなかった。」

『そうなんですよー!坂本さ…』

その時ノックが5回
コンコンとドアの方からする。

『あ、5回って確か毛利さんですよね?』

蒼「…Aさんお待ちください」

すると、蒼波さんはホテルの
メモ帳にさらさらと何かを書き出す。

蒼「(毛利さんは一度確認の連絡を
してからノックをするはずです。
それをしてこないとなると別人の可能性が
あります。そして、この部屋は盗聴されている
危険性があるため、声を出さないように
お願いします。)」

こくこくと頷くと、
蒼波さんはにっこり笑って扉の前に立つ

蒼「毛利さんでしょうか、今Aさんは
お風呂に入っています。何か御用なら電話等で
お願いできますか?」

すると、ガンガンと叩かれるドア

蒼「…どちら様ですか」

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ハナ(プロフ) - 質問よろしいですか? (2021年1月6日 11時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
kurunacs(プロフ) - 真人さん» ツボに入って良かったですw 私もここは書きながら想像して笑って作ったところなんでw (2020年12月13日 9時) (レス) id: dee2fda631 (このIDを非表示/違反報告)
真人(プロフ) - なんです!?やりますー?がかなりツボでした笑笑 (2020年12月12日 17時) (レス) id: e2b1f140f2 (このIDを非表示/違反報告)
kurunacs(プロフ) - cafelepsyenceさん» お待たせしましたーー!!お待たせしてすみませんー!!!ありがとうございます!少しでも頑張る糧になればと思います!また覗きに来てください! (2020年12月11日 20時) (レス) id: dee2fda631 (このIDを非表示/違反報告)
kurunacs(プロフ) - 真人さん» 真人様!こちらでもコメントありがとうございます!潤っていただけてよかったです!またちょこちょこ更新するのでよかったら見てくださいー! (2020年12月11日 20時) (レス) id: dee2fda631 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kurunacs | 作成日時:2018年8月3日 9時

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