記録係7【アンナチュラル 】

どっち ページ4

※オリジナル

あの事件から数週間後
2人仲良く退院し
2人仲良くお叱りと反省文を。

お叱り中に
また神倉さんが泣き出したから
それはそれで困った。

高田は今も捕まらず、
系さんがいつ復讐だ、なんだと
言い始めるか分からない。
しかし、「早く捕まらないのか」と
文句は言うものの行動には移さない。

坂本さんが、帰ってきて
その事件を聞いた時に

坂「Aちゃんがいなくなるなんて
考えられないよー！！生きてて良かったああ！
僕のオアシスっ！」

と、泣きつかれた。
私、オアシスだったのか。

そんな毎日を過ごしていた時、
またまた坂本さんから
爆弾発言が飛び出した。

坂「Aちゃんが、男の子だったら
三澄さんと東海林さんどっちが好みー？」

『突然どうしたんですか…！』

坂「え？あの…ほら！
三人とも仲良しでしょ？」

あははー。と笑う坂本さん。
なんか様子がおかしいなあ。

ピタリと、PCのキーボードを叩く音が
一気に止まる。

坂「そういえばさ、久部くんも
どっちがタイプなの？
三人で仲がいいよねー？」

六「ぼっ…僕ですか！！！？」

そりゃ、貴方はミコトでしょ。
…あ、いや夕子とも仲がいいよね。

中「俺は…「中堂さんには聞いてませんよ。
Aちゃんなの
分かってますから」…なら良い」

良くないわっ！

『そういう坂本さんはどうなんですか？』

坂「あ、あのね…その…
それについてなんだけど」

やっぱり、何かある！
坂本さんが言おうとした瞬間

夕「A！六っ！二人とも
私よね！私っ！」

ミ「久部くんと二人で行動するのは
私の方が多いし、Aだって
LINEのやりとり多いし私よね？？」

六「あの…えっと！！」

『ちょ、二人とも待って！』

夕「えー？六郎は私じゃないのー？
そっかーミコトの方が可愛いもんねー？
前から狙ってたもんねえ？」

六「ちょ…東海林さん！」

ミ「Aだって、東海林じゃないのー？
仲良く話してること多いし
綺麗な頼れるお姉さんのほうが良いのかなー？」

『私はミコトも夕子も
綺麗で可愛くて頼れるお姉さんだよー！』

うえええん！なんでこんなことに！

ピタリと、夕子とミコトが止まる

夕「やっぱ、Aが一番だわー！
六郎なんかに好かれても意味ないわー！」

ミ「Aが一番癒しー！可愛いー！」

六「ちょっと、聞き捨てならない言葉が
あったんですけど。」

『それより、坂本さん
どうしてそんな話題に？』

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