止まれない ページ2
※オリジナル
『いや、なんかこんなやりとり出来るって
幸せだなって…死んじゃったらできないもんね』
ふふふっと笑うと
ナースコールに手を伸ばした系さんが固まる。
中「ふざけんな…！縁起でもないこと言うな」
『系さん…生きててくれてありがとう』
キョトンと私を見る系さん。
そして、眉間に皺を寄せてため息をつく。
そして、ベッドから降りると
私のベッドに乗る。
ギシっとベッドが軋む音がする。
2人分は無理かー痩せなきゃー
じゃなくて！
あ、この目の系さんはよろしくないやつ。
ギラギラしてる。こんな時に。
逃げろ…と思うも身体は動かない。
『系さ…』
すると、やっぱり言い終わる前に
唇に吸い付く系さん。
『け…いさ…や…ぁ』
中「声抑えろ、バカ」
そのあとは、首筋に降りてくる。
ああ！ちょっと！それはダメっ！
止まって！ちょっとタンマ！
『止ま…って…！』
中「止まれると思うか？」
そう言ってニヤリと笑う系さん。
止まれないのね。ええそうですね。
こういうのご無沙汰ですもんね。
せめて、家でしましょう！
私だってご無沙汰だ。嬉しいよ！
もう隠さないよ！
…でも、ここは病院です！！！！
『や…！系…さ…』
赤い痕がたくさん増えていく。
チクリと痛む肌。
あ、痛む…これだ！
『系さ…！』
中「なんだ」
『頭…痛…い！』
ぴたっと止まる。
よ、良かった…のか？
中「どこだ！どこが痛む！」
止まったけど、良くない。
こんなに騒いだら人が来てしまう…！
『あ…れ？』
来ない。何で？
中「A、ナースコールするか！？」
『えっと、ちょっとおさまった？』
中「何で疑問形なんだ？」
『そういえば、だれか外にいるの？』
中「あ？なんでそうなる」
こてんと首を傾げる系さん。
『んーと、人の気配？』
中「ああ、高田があの後逃走したらしくてな。
まだ見つかってない。
もしかしたら、また俺たちを狙う可能性も
あるからと、警察が部屋の前で警備してる。」
…はい？
『え、じゃあ…』
中「だから声を抑えろと言ったろ」
全て聞かれている…！！！？
むしろ誰も来ないのは空気読んでって事か！
『うわあああん！系さんのばかぁぁあ！
こんなんじゃ、お嫁に行けないっ！！！』
中「そんなの心配する必要ないだろ…
俺が…「ねー？2人とも大丈…あ！起きてる！神倉さん！2人とも起きてるよ！」…ああ！くそっ！」
系さんの話の途中で夕子が警察押し退け
中に入ってきた。
何を言おうとしたのかな？
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ハナ(プロフ) - 質問よろしいですか？ (2021年1月6日 11時) (
レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
kurunacs(プロフ) - 真人さん» ツボに入って良かったですw 私もここは書きながら想像して笑って作ったところなんでw (2020年12月13日 9時) (レス) id: dee2fda631 (このIDを非表示/違反報告)
真人(プロフ) - なんです！？やりますー？がかなりツボでした笑笑 (2020年12月12日 17時) (レス) id: e2b1f140f2 (このIDを非表示/違反報告)
kurunacs(プロフ) - cafelepsyenceさん» お待たせしましたーー！！お待たせしてすみませんー！！！ありがとうございます！少しでも頑張る糧になればと思います！また覗きに来てください！ (2020年12月11日 20時) (レス) id: dee2fda631 (このIDを非表示/違反報告)
kurunacs(プロフ) - 真人さん» 真人様！こちらでもコメントありがとうございます！潤っていただけてよかったです！またちょこちょこ更新するのでよかったら見てくださいー！ (2020年12月11日 20時) (レス) id: dee2fda631 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kurunacs | 作成日時：2018年8月3日 9時
