遅刻 ページ22
※オリジナル
なんと、
中堂さんに置いてかれた。…酷い
『まずい…遅刻する！』
ひどいなー。
起こしてくれたっていいのに！！
と、バイクにキーを差し込む。
すると、遠くからクラクション。
木「Aさーん！
今から出勤ですか？
よかったらお送りしますよー。
…私と一緒なら少し遅刻をしても
言い訳が効きますしね。」
『神さまっ！』
神倉さんに、
「すみません、
今Aさんと会いまして…
次のご遺体について
資料をお渡ししたいので、少し
お借りしてもよろしいでしょうか？」
と連絡してくれる木林さん。
良かったー！
絶対間に合わないもの…！
『ありがとうございます！』
木「いいえー。少しAさんと
お話もしたかったんです。
とりあえず、こちらが次のご遺体の
資料になります。
きちんと説明できるように
目を通して置いてくださいね」
と、にっこり。
癒される、この笑顔。
『分かりましたっ！
ありがとうございます！』
木「…そういえば、
前回お話をしたのは…あの時でしたね」
『…そうですね』
…そういえばそうだった。
私、あの時木林さんが少し怖かった。
…仕事ならなんでもする…って
笑って言ってたんだっけ…
木「…何か？」
ジッと木林さんを見てたようで、
木林さんは不思議そうに首を傾げる。
『ずっと隠してるのも嫌なので
きちんとお話しします…！
あの時、ちょっと木林さん
怖かったんです。』
木「そうだろうと思いました…
怖いとか、何考えてるんだーとか
昔から、こそこそ言われるのは
慣れっこです。」
『ごめんなさい…』
木「いいえ。Aさんや
中堂さんは目の前できちんと隠さず
言ってくれる…私は嬉しいですよ？」
顔をあげて木林さんを見ると
ニコニコ。
あの時の笑みとは違う笑顔。
木「いつも、ありがとうございます」
『そんな…』
木「そんな申し訳なさそうに
しないでくださいよー。
…あ、ではAさんに
一つお願いがあるんです。」
『…え？なんでしょう？』
何を頼まれるのか…ひい
悪い人じゃないのは分かってるけど…
木「私、Aさんの
連絡先って電話番号しか
知らないんですよね。
…LINE…教えてもらっても
よろしいですか？」
『たしかにっ！私ので良ければ！』
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kurunacs(プロフ) - ゆずさん» 一気読みありがとうございます！本当オリジナルはいつもは変じゃないかな…大丈夫かなと思いながら作ってるのでコメントとても嬉しいです！とにかくゆず様のコメント全てありがたいです！更新頑張るのでまた見に来てください！ (2018年4月10日 19時) (
レス) id: dee2fda631 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - すごく面白くてシリーズ最初から一気に読みました！中堂さんカッコよくて、ミコトや六郎、東海林さんのキャラも本当にリアルでオリジナルの話の完成度の高さもすごくて！夢主も可愛くて！とにかく全て最高です！（笑）更新楽しみにしています(^^) (2018年4月10日 9時) (レス) id: d3a0e45493 (このIDを非表示/違反報告)
kurunacs(プロフ) - 真人さん» 知ってたよっ！に笑いました(^^) 子宝編はいつになるやら…お楽しみに！コメントありがとうございました！ (2018年4月7日 18時) (レス) id: dee2fda631 (このIDを非表示/違反報告)
真人(プロフ) - 中堂さんイケ様すぎる。主人公も可愛いかよ！！知ってたよ！次は子宝でしょうか？← (2018年4月6日 12時) (レス) id: 8d65d64ce5 (このIDを非表示/違反報告)
kurunacs(プロフ) - 青龍 葵さん» 大丈夫です！多分コチラかなー？と思ってました！いつもありがとうございます！ (2018年4月1日 19時) (レス) id: dee2fda631 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kurunacs | 作成日時：2018年3月18日 17時
