記録係5【アンナチュラル 】

ほのぼの ページ11

※オリジナル

以前はここでは
ブルーシートを引いて
必死になって事件を解決しようとしてた。
それが、今はほのぼのと
サンドイッチを食べている。

中「よくない。帰れ。」

夕「なになに？お楽しみするとこだった？」

『へ？今日は予定無いよ？』

お楽しみなんて何もない。
ゆったりする予定でしたーと笑うと

中「…こんなんだから、
お楽しみもクソもねぇ…」

夕「中堂さん、生き地獄だね。」

中「うるせえ」

という会話が。
…あれ？なんか今日予定あったっけ？
お楽しみ？

六「あの…Aちゃん。
結局家はどうしたの？」

『あの後、UDIから消えるつもりで
遠方に部屋借りちゃったの…
まさか、神倉さん、退職届け
受理してないと思わなくて…』

ミ「A本当に
辞めるつもりだったの？」

『だって…殺人犯はUDIには居られないよ』

夕「あー！！やだやだー
もう終わった話でしょ！
しない！おしまい！」

と、夕子がコーヒーを飲み干す。
「Aおかわりっ！」と
コーヒーカップを突き出す。

『…本当にありがとう。』

と言うと、夕子に頭を乱暴に撫でられる。

夕「きちんと…約束守ってよね！
異性間交流会っ！
中堂さんが許可しようがしまいが
きちんと連れてきますからっ！」

中「何言ってんだ！ふざけんな！」

ミ「A、ほんとに行くの！？」

『約束だからねー。』

六「Aちゃん…それはちょっと」

『はい、夕子、コーヒーのおかわり。』

夕「んふふーありがとーAー」

ミ「中堂さん。落ち着いてください」

中「十分落ち着いてる…！」

どこがだ…すごい
怒ってるけどどうしたの？

『中堂さん…？』

中「なんだ…！」

『私、絶対帰ってくるから大丈夫だよ！
…私がお酒に酔って、お持ち帰りとか
あると思う？』

お酒の強さは中堂さんも
しってるはずー！
と、クスクスと笑うと
「…そういう問題じゃねえ」と
項垂れる中堂さん。
…なんだ？どういう事よ。
きちんと、帰ってこいって事ではなく？

六「Aちゃん。
帰る帰らないの問題じゃないと思う…」

『…違うの？』

六「…うん。」

六郎くんに苦笑される。
夕子を見るとニヤニヤしてる。
…あれ？何で笑ってるの？

夕「もー！見てられない！
Aは優しいから本当についてくるよ？
ここは「俺の彼女なんだから行かなくても
良いだろう」くらい言いなさいよー！」


ミ「ええ…？夕子…やめなよ…」

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