記録係。【アンナチュラル 】

開始。 ページ5

『なんか合ってるのか不安…』

今日からお仕事開始です。しかし、警察から連絡を受けてもう一時間近く歩いていると思う。


六「ガラケーですか」

ミ「まだ使える。まあ、マメにメッセージ交わす相手もいないから」

夕「何言ってんの彼氏いるくせに」

『え！？そうなんですか！？』

ミ「別れたよ」


『…そ、そうなんですか…』

なんてこったい。どうすんだこの雰囲気。



六「あの、Aちゃん」

『ん？どうしたの？』

六「ここ三澄班だけど、来て大丈夫？」

『内緒内緒。怒られたら庇ってねー』

六「え！？嘘！？」

『過保護すぎる。言ったら止められる。』

「そんな中堂さん見たこと無『お！ついた？』


ガラケーを持ってるんるん気分で中に入ろうとするミコトさん。かわいい。年上なのにかわいい。
しかし、中々入れてもらえず怒る夕子さんもかわいい。

結果、顔見知り？の刑事さんに入れてもらった。

毛「あれ？新しい子？」

『はい！糀谷Aといいます！よろしくお願いします！』

毛「あららーこんな可愛い子入ったんだねー。今度お菓子持ってくねー」

と、走ってミコトさんのとこへ走る刑事さん。
おい待て、どういう意味だ…！
子供か！子供って言いたいのか！

六「練炭の一家心中！？」

突然大声をあげる六郎くん。
珍しい案件なのかな。
そんなことを考えてると
毛利さん手帳を開いて読み始めた。


「今朝早くこの新聞受けに手紙が貼っているのを配達員が発見しました。

書いたのはこの家の家主、佐藤正一。

通報を受け駆けつけた警察が中に踏み込んだところ、十畳間に家主の佐藤含めた四人が倒れており、全員すでに死亡していました。

四人とも肌がサーモンピンクに変化しています。

一酸化炭素中毒の特徴ですよね？」

『そうですね…でもそれより気になるとこが…


そんな時私のスマホが大音量で鳴る。
慌てて切ってしまった。

『あわわ…す、すみません…！』

スマホを見ると中堂さん。
ああ…これはバレたかな。
ではなくて、切ってしまったどうしよう。

ミコトさんと夕子さんに助けを求めると
2人は黙って合掌して頭を下げる。

『ろ、六郎くん…』

六郎くんを見ると「ごめん！」と
走り去っていった。おーい助けて！

とりあえず、かけなおそう。

嫌だ→←お姉様。

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