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同じ教室に向かうんだから
必然的に窪田くんと隣同士で足を進める
私の今日の元気メーターは30にも満たないけど
隣に歩くこの人は
MAXが100なはずなのに
100を振り切っているみたいに元気
あまりちゃんと聞いてないけど
昨日の舞台の話を永遠にしてる様子
幸いなことに
言いたいことが多すぎるのか
ずっと1人で話してるから
私に話が振られることはなかった
その勢いのまま
教室のドアをガラッと開ける窪田くん
西「おぉ〜！2人仲良く登校ですか！」
大「おはよう、おふたりさん！」
入った瞬間
耳がキーンとなるような大きな声をあげる
私のいつメンの残り2人
その2人に
窪「うぇ〜〜〜い」
と返す元気メーター振り切り野郎
もはや挨拶でもなんでもない
そんな彼をよそに
「… おはよう、」
聞こえるか聞こえないかぐらいの声で返した
西「えっ、Aなんかあったの？」
窪「なんかさっき会った時からこんな感じ」
大「お前がAの機嫌損ねたんじゃないの？」
窪「それだけは絶対ない、
俺マジでなんもしてないもん」
��あっ、強いて言うなら
おはようと同時に体当たりした！��
����絶対それだろ����
3人が話してる声は
ちゃんと私の耳に届いてるけど
1人になりたくて聞こえてないふりをした
この時ばかりは
3人と席が遠くてよかったと心底思った
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作者名：エチレン | 作成日時：2019年1月28日 23時
