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イケメン御三方は監督の先生に呼ばれて
行ってしまった
あゆみは神宮寺くんが
タイプだったらしく
やばいだのカッコいいだの
目をハートにして
私にだけしか聞こえない声で言っている
と思ったら今度は「頑張れ！」なんて
さっきよりもっと小さい声で囁いてから
「私、トイレ行ってくるー！」
と走って行ってしまった。
あゆみはきっと気を利かせて意図的に
私と廉くんを2人きりにしてくれたんだ。
��ありがとう��と心の中で呟いてから
勇気を振り絞って
カバンから廉くんに渡すお守りを取り出した
「あ、あのっ。」
「これ、よかったら受け取ってください。」
緊張のあまり、
廉くんのことを真っ直ぐ見ることができなくて
少し下を向いてお守りを差し出した
_____________
だけど、しばらく経っても
一向に差し出したお守りが私の手から
離れることはなくて、
やっぱり出しゃばり過ぎたな、と思って
「マネージャーでもないのに図々しすぎるよね、
ほんとごめんね。」
そう言って差し出した手を引っ込めようとすると
廉くんによってそれは阻まれた
『ち、違うねん、』
「えっ？」
『これ俺に？やんな、？』
『嬉しすぎて固まってしまってん』
掴まれた腕にかかる力は無くなって
差し出したお守りの方に手がかかった。
『ほんっまに嬉しい！ありがとう！』
『絶対勝つから！』
そう言いながら
廉くんはくしゃっとした顔で笑った
そんな姿に私はまたしても
キュンとしてしまった
好きな人の笑顔はやっぱり
特別なんだと改めて思った
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りの(プロフ) - サイコーでした！毎週楽しみでした！！ (2018年12月20日 2時) (
レス) id: 8855d3ffa3 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらっています！神宮寺くんを出して欲しいです！ (2018年12月14日 23時) (レス) id: 6a55b646dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エチレン | 作成日時：2018年11月26日 8時
