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貴方side
まずは、リサとの撮影からはじまった。
控え室のようなところに残っているのは、祐也
と慶一郎と私の3人。
祐也と慶一郎はじゃれ合ってて、私は携帯を
いじっていた。すると、誰からかメールが
届いた。
貴「ん？誰からだろ…？」
メールを開くと、学校一イケメンと言われているロンからだった。
ロン久瑠実ちゃん!急にごめん。話したいことがあるんだけど、今電話してもいいかな?
Aうん、大丈夫だよ!
ロンほんと?!ありがとう!じゃあ、掛けるね!
Aはーい!
返事をした後すぐに電話が掛かってきた。
貴「はい。もしもし？」
ロ「あ、Aちゃん、急にごめんね。どうしても伝えたいことがあって…。」
貴「うん。」
ロ「俺、ずっと前からAちゃんの事が好きでした。もし良かったら俺と付き合って下さい！」
貴「え！あの、私今…」
ロ「日本に戻ってるんでしょ？返事は今じゃなくていいから！楽しんでね！じゃあ！」
貴「あ！ち、ちょっと待っ…プー、プー、
あぁ…切れちゃった…。」
すると、突然後から急に抱きしめられた。
貴「ひゃあっ！な、なに?!」
手「ねぇ、今のどーゆーこと？」
貴「ゆ、祐也？怒ってる…？」
手「いいから。質問答えて。」
祐也どうしちゃったの…？なんかこわい…
貴「だ、だって…祐也が急に抱きついてきたからびっくりしちゃって…」
手「違う。そっちじゃない。電話だよ」
貴「聞いてたの?!」
手「聞いてたも何も、会話ダダ漏れだし。挙句の果てには知らない男に告白までされてるし…。」
貴「そ、それは…」
手「日本に来てまで知らない男に告白までされちゃって。なに、俺にお仕置きして欲しいの？」
貴「はぁっ?!な、何言ってんの?!大体私はお仕置きされるような事なんてし…手「あーもう。ゴチャゴチャうるさいなぁ」
…チュッ
…え。い、いま私…祐也に
手「お仕置き。次こんな事あったら分かってるよな？」
貴「ちょ、ちょっと！なんでキス…」
手「だから、お仕置きだって笑 じゃあ、俺撮影だから。また後でね♡」
びっくりして、私はヘナヘナと座り込んだ。
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作者名：久瑠実 | 作成日時：2018年4月15日 22時
