Distance２(NEWS) (ページ4)

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増田side

2人が帰った後、俺達は他の外国人観光客に

インタビューをし、今日のロケは無事に終える

ことができた。今、みんなで今日泊まる旅館に

向かっている。みんな疲れてるし、何より

いっつもうるさい手越が喋らない。

相当ショックだったんだろうな…あんなこと

今まで1度もなかったし。あとで励ますか。

俺も疲れて、うとうとし始めた頃だった。

小「…あのさ、俺ずっと思ってることがあるんだけど…」

加「小山、どうしたの？」

小「いやー実はさ、手越のこと振った2人居たじゃん？」

手「もー、慶ちゃん！俺結構気にしてんだから思い出させないでよ！」

小「ごめん。でもさ、言っておきたくて。」

増「なに？」

小「俺さ、手越が話しかけてない子がさずっとAだと思ってて。顔はあんまり見えなかったけどさ、仕草とかすっごい似てるなーって思ったの。」

手「…え？」

加「じゃあ、手越が話しかけた子はAの友達で、Aの為に断ったってこと？」

小「うん。あくまで俺の推測でしかないんだけどね笑」

手「あぁー！なら、俺が引き止めておけば… 本当にごめん。」

増「手越は悪くないだろ？俺らだって今気づいたんだし、きっとすぐに会えるって！」

手「まっすー…そっか、そうだよね！すぐ会えるよね！あー、でもAの顔しっかり見とくんだったぁー…。」

増「まぁ、仕方ねえよ笑」

小「あ、もう着くよ！」

加「わぁ、高そうなとこだなー」

手「お部屋が楽しみだー！」

増「餃子出るかなぁ…」

そして俺達は旅館へ到着した。